退職理由の例文15選|一身上の都合・体調不良をケース別に解説






退職理由の例文15選|一身上の都合・体調不良をケース別に解説





退職理由の例文15選【2026年版】一身上の都合・体調不良・転職をケース別に解説

退職理由は「一身上の都合」の一言で済みます。本当の理由を正直に話す義務は、法律上一切ありません。この記事では、退職届・口頭説明・転職面接のシーンごとに使える例文テンプレートを15パターン用意しました。さらに「退職理由を伝えること自体がつらい」方向けに、理由をまったく話さずに退職できる方法もご紹介します。

最終更新: 2026年9月12日|弁護士監修

退職理由の例文:まず結論から

退職届の退職理由は「一身上の都合」の5文字だけで完結します。それ以上の説明を書く義務も、上司に本当の理由を話す義務もありません。口頭でどうしても一言添えたい場合は「個人的な事情がございまして」で十分です。

本当の理由がパワハラ・体調不良・人間関係であっても、正直に伝える必要はありません。以下のケース別例文を参考に、自分に合ったテンプレートを選んでください。

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「一身上の都合」だけでOKな理由【法的根拠】

退職する際に「なぜ辞めるのか」を会社に説明する法的義務は存在しません。民法第627条により、期間の定めのない雇用契約(正社員等)は2週間前の申し出だけで解約できます。退職理由の説明は、あくまで社会的マナーとして慣習的に行われているにすぎません。

民法第627条(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

「一身上の都合」とは「私個人のさまざまな事情」という意味の慣用表現です。転職・体調・家庭・引越しなど、どんな理由でもこの一言でまとめることができ、会社が「もっと詳しく説明しろ」と要求する権利もありません。

ケース別例文テンプレート6パターン

退職届・退職願・口頭説明・転職面接のシーンに合わせて、以下のテンプレートをそのままコピーしてご利用ください。

①【基本・万能】一身上の都合

退職届テンプレート

このたび、一身上の都合により、令和○年○月○日をもって退職いたします。

口頭説明テンプレート

「個人的な事情がございまして、退職させていただきたいと思っております。詳細については大変恐縮ですが、お話しするのが難しい状況です。」

ポイント:「個人的な事情」という言葉は、それ以上の説明を求めにくい雰囲気を自然に作ります。LINE相談でも「一身上の都合で断られますか?」という質問を多くいただきますが、これを理由に退職を拒否することは会社にはできません。

②【転職が理由】のテンプレート

退職届テンプレート

このたび、一身上の都合により、令和○年○月○日をもって退職いたします。

口頭説明テンプレート(角が立たない表現)

「自分のキャリアについて改めて考える機会があり、新たなステップを踏みたいという気持ちになりました。」

転職面接テンプレート(前向きな言い換え)

「現職では○○の経験を積むことができました。さらに□□のスキルを深め、貴社の事業に貢献できると確信し、転職を決意いたしました。」

③【体調不良・健康上の理由】のテンプレート

退職届テンプレート

このたち、健康上の都合により、令和○年○月○日をもって退職いたします。

口頭説明テンプレート

「体調を整えることを最優先にしたいと考え、退職させていただく決断をいたしました。」

体調不良退職の注意点:医師の診断書があれば「特定理由離職者」として認定される可能性があります。この場合、失業保険の給付制限(通常3ヵ月)がなくなり、すぐに受給開始できます。ハローワークに相談しましょう。

④【家族の事情・介護・育児】のテンプレート

退職届テンプレート

このたび、家庭の事情により、令和○年○月○日をもって退職いたします。

口頭説明テンプレート

「家族の状況が変わり、家庭のサポートに専念することが必要になりました。」

⑤【パワハラ・人間関係が本音だが言いたくない場合】のテンプレート

重要:LINE相談の中で最も多いのが「本当の理由(パワハラ・いじめ)を言わずに辞めたい」というケースです。パワハラが退職理由であっても、正直に伝える義務はありません。以下のテンプレートをご活用ください。
退職届テンプレート

このたび、一身上の都合により、令和○年○月○日をもって退職いたします。

口頭説明テンプレート(理由を掘り下げられたとき)

「職場環境や仕事の方向性について、自分の中で整理が必要な時期に来ていると感じています。具体的な詳細はお話しするのが難しい状況です。」

⑥【精神的に追い詰められていて言葉が出ない場合】のテンプレート

口頭説明テンプレート(最小限の言葉)

「申し訳ありませんが、退職させてください。詳細はお話しできる状況にありません。」

メール・書面テンプレート

「このたび、やむを得ない一身上の都合により退職をお願い申し上げます。大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。」

退職届への書き方

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項目 書き方
タイトル 「退職届」(退職願を使う会社もあるが、どちらでも可)
退職理由 「一身上の都合により」もしくは「健康上の都合により」
退職日 「令和○年○月○日をもって」
提出日 退職日より2週間以上前(民法上の最低ライン)
宛名 会社名+代表者名(「代表取締役 ○○ 殿」)
提出者 所属部署・氏名・捺印
手書きか印刷か:慣習的に手書きが求められることがありますが、法的に手書きの義務はありません。会社の指定がなければ印刷でも有効です。

口頭説明で使える退職理由の言い方

上司に退職を切り出すとき、多くの方が「なんと言えばいいか」で悩みます。大切なのは「理由を完全に説明しようとしない」ことです。理由を詳しく話せば話すほど、引き止めの材料を与えることになります。

引き止められたときの返し方

引き止め対応テンプレート①

「ご心配をおかけして申し訳ありません。ただ、退職の意志は固く決まっておりますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」

引き止め対応テンプレート②(再度掘り下げられたとき)

「詳細については、大変申し訳ありませんが、お伝えするのが難しい状況にございます。」

LINE相談の実態:「退職の意志を伝えたら1時間以上引き止められた」「上司に怒鳴られた」というご相談を多く受けています。こうした状況では、口頭での説明を繰り返すことで精神的な消耗が増します。

退職理由は嘘でもいい?本当のことを言わなくていい理由

結論から言えば、退職理由は本当のことを言わなくてもかまいません。これは法的に明確です。

  • 退職理由の開示義務は法律に存在しない
  • 「一身上の都合」は嘘ではなく「個人的な事情」の総称
  • 本当の理由(パワハラ・人間関係・体調)を伝えることで不利益を被る可能性がある
  • 会社が退職理由の詳細を強要することはパワハラに該当しうる

ただし、転職面接では「前職の悪口」は避けるべきとされています。面接では本音をポジティブに言い換えることが一般的です。

本音とたてまえの言い換え一覧

本音(言いたくない) たてまえ(使える表現)
上司からパワハラを受けた 職場環境に変化を求めて
給料が低すぎる 自分のスキルに見合った待遇を求めて
精神的に限界 健康管理を優先するため
仕事がつらくて続けられない キャリアの方向性を見直すため
人間関係が最悪 新しい環境でチャレンジしたいと考え
会社の将来が不安 自身の成長のため

精神的につらいとき・本当の理由を言えないとき

「退職理由を説明しようとすると涙が出る」「上司の顔を見るだけで動悸がする」——LINE相談では、このような声が多く届きます。

78,690件の相談データから見えること:
弊社に寄せられるLINE相談の多くが「本当の理由を言えない状態」です。パワハラ・いじめ・モラハラによって精神的に追い詰められている方は、退職の意志を「言葉にする」こと自体が難しくなっています。

そのような状態のとき、「退職理由を説明する」というハードルそのものを外す方法があります。それが弁護士による退職代行です。

退職代行なら理由すら伝えなくていい

退職代行を利用すると、退職理由を会社に伝えるのも、退職の意志を切り出すのも、すべて弁護士が代わりに行います。あなたが会社の誰かと話す必要は一切ありません。

退職代行の流れ

  1. LINEで弁護士に相談(無料・匿名OK)
  2. 依頼内容を確認→費用について説明
  3. 弁護士が会社に連絡→退職の意思を伝える
  4. 退職届・書類の手続きをサポート
  5. あなたは翌日から出社しなくてOK
なぜ弁護士退職代行を選ぶべきか:
民間の退職代行では「交渉権」がなく、未払い残業代や退職金の請求ができません。弁護士資格を持つ弁護士法人zenは、退職の代行に加えて、未払い給与の請求・損害賠償対応まで対応できます。

退職理由を考えるのも、会社に伝えるのも、全部お任せください

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よくある質問

Q. 退職届に「一身上の都合」以外の理由を書く必要はありますか?

A. いいえ、必要ありません。退職届の退職理由欄には「一身上の都合により」と書くだけで法的に有効です。会社側が詳細を要求する権利はなく、これを理由に退職を拒否することもできません。

Q. 退職理由を嘘の理由にしたら問題がありますか?

A. 退職理由は法的な開示義務がないため、嘘をついたからといって法的責任を問われることは基本的にありません。「一身上の都合」は「個人的な事情」の意味であり、どんな理由も包括する表現です。転職面接では詳細を聞かれる場合がありますが、前向きな言い換えを用意すれば問題ありません。

Q. 精神的につらくて退職理由を説明できない場合はどうすればいいですか?

A. 退職代行サービスを利用することで、退職理由の説明を含む一切の連絡を弁護士に代行してもらえます。あなたが直接会社と話す必要がなくなるため、精神的な負担を大幅に軽減できます。弁護士法人zenでは無料のLINE相談を24時間受け付けています。

Q. 体調不良で退職する場合、失業保険はどうなりますか?

A. 医師の診断書などがあれば「特定理由離職者」として認定され、通常3ヵ月ある給付制限期間がなくなる可能性があります。ハローワークに申請する際に医療機関の診断書を持参するとよいでしょう。詳細な判断はハローワークが行います。

Q. 退職代行を使うと退職理由を会社に一切伝えなくていいですか?

A. はい。弁護士による退職代行では、退職の意思表示・退職届の提出・会社との連絡窓口のすべてを弁護士が担います。あなたが退職理由を説明したり、上司と話したりする必要はまったくありません。


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退職代行ガイド編集部
LINE相談実績78,690件のデータをもとに、退職手続き・退職代行に関する情報を発信。弁護士監修のもと、YMYL領域として正確性を最優先に執筆しています。



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