保育士を退職代行で辞めた28歳女性の体験談|サービス残業と持ち帰り仕事に限界を感じたケース
目次
この記事のモデルケース
| 業種 | 保育士(私立認可保育園) |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 年齢・性別 | 28歳・女性 |
| 勤続年数 | 4年 |
| 主な悩み | サービス残業・持ち帰り仕事・職場の人間関係 |
| 退職方法 | 退職代行(弁護士) |
※本記事はLINE相談事例をもとに構成したモデルケースです。個人の特定につながる情報は変更しています。
働いていたころの状況
地元の私立認可保育園に新卒から4年間勤務していました。子どもが好きで選んだ仕事でしたが、入職してすぐに「思っていた仕事と違う」と感じるようになりました。
典型的な1日のスケジュール
定時より30分前に出勤(暗黙のルール)。部屋の準備・制作物の確認。
通常保育。昼休みはほぼなし(子どもの昼寝中も書類作業)。
定時後もほぼ毎日2時間程度残業。行事準備・保護者連絡帳の記入。
翌日の制作準備・月案・指導案の作成を自宅で。実質的な持ち帰り仕事が週20時間を超えることも。
限界を感じた瞬間
4年目の春、クラス担任になったタイミングで状況が一気に悪化しました。
積み重なったストレスの要因
- 先輩からの圧力:「前のやり方と違う」と細かく指摘され、自分のやり方を全否定される日が続いた
- 保護者対応の負担:クレームの矢面に一人で立たされることが増え、精神的に消耗した
- 身体の限界:慢性的な睡眠不足と疲労で、休日に起き上がれなくなった
保育士が「辞めにくい」3つの理由
LINE相談78,690件(2026年5月時点)の中で、保育士からの相談には共通したパターンがあります。「辞めたいのに辞められない」と感じる理由は主に3つです。
① 子どもへの罪悪感
「担任を途中で変わると子どもが混乱する」「自分が辞めたら子どもたちに申し訳ない」という感情が退職の足を引っ張ります。しかし、これは自分の心身を削ることで解消できる問題ではありません。
② 年度途中退職へのプレッシャー
「年度末まで待って」「代わりの人が見つかるまで」と言われ続け、辞めるタイミングを失うケースが多く見られます。担任を持っている場合はとくに、「クラスの子どもたちに申し訳ない」「行事の途中で抜けられない」という責任感が重くのしかかります。ただし、正社員など無期雇用の場合、法律上は年度途中でも退職の意思表示から原則2週間で退職できる可能性があります。
③ 狭い業界ゆえの「言いにくさ」
地域の保育業界は横のつながりが強く、「辞めたことが広まる」「次の就職に影響する」と心配する声が多いです。ただ、退職代行を使った場合でも保育士資格に影響はなく、次の保育園への転職も問題なく行えます。
退職の意思はあっても、園長に直接伝えるのが怖い、少人数の職場だから言い出しにくい、引き止められそうで動けない——そう感じている方は少なくありません。保育園は職場の人間関係が近い分、退職を切り出すだけで大きな負担になることがあります。そんなときに活用できる選択肢のひとつが退職代行です。

退職代行を知ったきっかけ・迷った理由
きっかけはSNSの投稿
Xで「退職代行使って辞めた」という投稿を見かけたのがきっかけです。最初は「そんな方法があるのか」と驚いたものの、「保育士でも使えるの?」「怪しくないの?」という疑問もありました。
迷った3つのポイント
- 費用について:「数万円かかる」と聞いて、最初は高いと思った。でも「自分が動けないなら仕方ない」と判断した
- 弁護士と民間の違い:調べていくうちに「弁護士が対応するサービスの方が安心」と分かり、弁護士監修のサービスを選んだ
- 子どもへの罪悪感:最後まで迷った。でも「私が壊れたら誰も助けてくれない」と気づいて決断した
実際に依頼してみた流れ
夜11時頃にLINEで相談。担当者が丁寧に状況を聞いてくれた。「有給が15日残っている」「年度途中だが辞めたい」という旨を伝えた。
費用や流れの説明を受け、翌朝に正式依頼。入金後すぐに動いてもらえた。
退職代行から保育園側に連絡が入る。有給消化の申請と退職日の通知も同時に行われた。
最初は「年度末まで待ってほしい」という連絡が代行側に入ったが、弁護士から法的な説明がなされ、最終的に受理された。
残り15日間の有給を消化し、月末付けで退職。保険証の返却は郵送で対応。
辞めた後の変化
身体・メンタルの変化
- 退職翌日から「出勤しなくていい」という安心感で、久しぶりにぐっすり眠れた
- 1週間後には食欲が戻り、2週間後には外出できるようになった
- 「子どもたちに申し訳ない」という罪悪感は残ったが、時間が経つにつれて薄れていった
その後の選択
退職後2ヶ月間は休養に充てました。その後、保育士としてではなく事務職への転職を選びました。「保育士が嫌いになったわけではないけれど、今は違う働き方がしたかった」という気持ちから。転職活動は1ヶ月ほどで内定が出ました。
同じ状況の人へ伝えたいこと
「保育士だから辞めにくい」「子どもがいるから申し訳ない」という気持ちはよく分かります。でも、そのまま続けて自分が壊れても、誰も責任を取ってくれません。
退職代行は「逃げ」ではなく、「自分を守るための手段」です。特に弁護士が対応するサービスであれば、有給消化の交渉・未払い残業代の請求・保育園側の引き止めへの法的対応まで、幅広くサポートしてもらえます。
一人で抱えることに限界を感じたら、まずLINEで相談してみてください。相談は無料です。





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