施工管理を退職代行で辞めた体験談|休日出勤と体調不良で限界だった30代男性の事例

施工管理を退職代行で辞めた体験談|休日出勤と体調不良で限界だった30代男性の事例

「土日も現場に出て、有給も取れない。でも辞めると言ったら現場が止まる」——建設業・施工管理職ならではの「辞められない」感覚があります。この記事では、休日出勤が当たり前・有給が取れない・体調不良が続いた30代男性が退職代行を使って辞めるまでの経緯と、その後の変化を紹介します。LINE相談78,690件(2026年5月時点)から見えてきた施工管理特有の「辞めにくさ」についても解説します。

働いていたころの状況

新卒で中堅の建設会社に入社し、施工管理として5年間勤務しました。資格取得のために勉強しながら現場を掛け持ちする毎日で、20代のうちはがむしゃらに働けていました。しかし30代に入ったころから、体への負担が蓄積し始めました。

施工管理の1週間

「土日に現場が動いていれば、当然自分も出勤します。工期が迫っているときは月に休めるのが2〜3日ということもありました。有給を申請しようとしたことはありましたが、『この時期に休まれたら誰が現場を見るんだ』と言われ、結局5年間で1日も取れませんでした。体調不良の日も朝礼だけ出てそのまま現場に立ったことが何度もあります」
  • 休日出勤:土日・祝日も工期によっては出勤が必須。休日扱いではなく振替休日で処理されるが、振替も消化できない
  • 長時間労働:朝7時の朝礼から始まり、書類作業・発注・安全管理が重なると退勤は22〜23時になることも
  • 有給取得ゼロ:「現場が動いているのに休むのか」という暗黙のプレッシャーで、有給申請が実質できない状態
  • 複数現場の掛け持ち:担当現場が2〜3件重なる時期は、現場間の移動だけで体力を消耗する

限界を感じた瞬間

5年目の夏、大型案件の工期が重なったタイミングで体調が崩れ始めました。

  • 朝、現場に向かう車の中で何度も吐き気をもよおすようになった
  • 夜中に目が覚めて、翌日の段取りのことを考えながら眠れない状態が続いた
  • 健康診断で血圧が正常値を超えており、医師から「このままでは危ない」と言われた
  • 週末も「月曜の段取り」が頭から離れず、家族との時間を過ごせていないことに気づいた
「健診で引っかかったとき、上司に相談してみたら『みんなそうだよ、若いうちは頑張らないと』と言われました。その言葉で、ここにいても状況は変わらないと確信しました」

「辞める」を言い出せなかった理由

工程表の調整、職人さんへの連絡、資材搬入の確認、施主対応、安全書類の管理——これらをすべて自分が抱えていました。「今抜けたら本当に現場が止まる」という感覚は非常にリアルで、退職を切り出しても「引き継ぎが終わるまで無理」「現場が終わったら考える」と言われることが目に見えていました。その繰り返しで、退職の意思を口にすること自体が難しくなっていました。

施工管理が「辞めにくい」3つの理由

LINE相談78,690件(2026年5月時点)の中で、建設・施工管理職からの相談には固有のパターンがあります。

① 「現場が止まる」という責任感

施工管理は現場の要です。自分が抜けることで職人さんのスケジュールが狂い、工期に影響が出るという感覚は非常にリアルです。しかし、会社としての人員計画は会社が責任を持つべき問題であり、一個人がすべてを背負い続けることには限界があります。

② 「引き継ぎができていない」という縛り

「引き継ぎが終わるまで辞められない」と言われ続け、退職のタイミングを逃し続けるケースが多く見られます。ただし、正社員など無期雇用の場合、法律上は退職の意思表示から原則2週間で退職できる可能性があります。引き継ぎは義務ではなく、可能な範囲で行うものです。

③ 体育会系・根性論の文化

建設業界には「きつくて当たり前」「現場をこなしてこそ一人前」という文化が根強く残っています。体調不良を訴えても「甘えるな」と片付けられる環境では、退職の意思を伝えること自体が難しくなります。

引き継ぎや現場の状況を理由に退職を言い出しにくい方や、直接上司に伝える自信がない方は、退職代行という方法も選択肢のひとつです。

「現場が止まる」「引き継ぎが終わらない」と言われている方へ

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退職代行を知ったきっかけ・迷った理由

きっかけは妻の一言

健康診断の結果を妻に見せたとき、「あなたが死んでからでは遅い。辞めていい」と言われました。その言葉で初めて「辞めることを真剣に考えていい」と思えました。退職代行を調べたのは、「自分で上司に言う気力がない」という状態だったからです。

迷った点

  • 現場の職人さんへの申し訳なさ:「迷惑をかける」という感覚があったが、「自分の健康が先」と割り切った
  • 施工管理資格への影響:資格(施工管理技士)への影響はなく、転職後も活用できると確認できた
  • 弁護士を選んだ理由:「引き継ぎしろ」「損害賠償」と言われた場合に対応できる弁護士のサービスを選んだ
「退職を切り出しても『引き継ぎが終わってから』『現場が終わったら考える』と言われることは分かっていました。自分で直接言う気力もなかった。会社と直接やり取りせずに退職意思を伝える方法として退職代行を選びました。弁護士が間に入ることで、余計なトラブルにも対応できると判断しました」

実際に依頼してみた流れ

夜10時・LINE相談

現場から帰宅後、LINEで相談。「複数現場を担当中・有給5年間未取得・体調不良あり」という状況を伝えた。

翌朝・依頼確定

料金と対応範囲を確認し正式依頼。有給消化の交渉も含めて依頼した。

同日・会社への連絡

退職代行から会社の人事部に連絡が入る。「体調不良による退職」として手続きが進んだ。

会社側の反応

上司から「現場が困る」「引き継ぎをしてから」という連絡が代行側に入ったが、弁護士から法的な対応がなされ、最終的に受理された。

有給消化→退職完了

5年間積み上がっていた有給残を確認したところ20日以上残っており、全て消化して翌月末退職。現場の書類・鍵類は郵送で返却した。

「有給が20日以上残っていたとは知りませんでした。退職代行が交渉してくれなければ、ゼロのまま辞めていたと思います。5年分の有給が消化できたことは、正直救われた気持ちでした」

辞めた後の変化

施工管理を辞めた方からは「休日に何もしなくていい感覚を初めて知った」という声が多く聞かれます。

身体・生活の変化

  • 退職翌日から「現場の段取り」を考えなくていい状態になり、週末に家族と過ごせるようになった
  • 血圧が2ヶ月で正常値に戻った
  • 朝、吐き気なく起きられるようになったことを実感した

その後の選択

施工管理技士の資格を活かして、ゼネコンから設備メーカーの技術営業職に転職しました。現場に出る頻度が減り、土日休み・残業少なめの環境に変わりました。「資格を捨てなくてよかった」という言葉が印象的でした。

「辞めた後に初めて、5年間休んでいなかったんだと気づきました。妻に『顔色が変わった』と言われて、自分でも鏡を見てそう思いました。もっと早く決断してよかったと思います」

同じ状況の人へ伝えたいこと

「現場が止まる」「引き継ぎが終わっていない」という言葉は、退職を先延ばしにするために使われることがあります。しかし、会社の都合のために自分の健康を犠牲にし続けることには限界があります。

血圧が上がった、眠れなくなった、朝起きられなくなった——そうしたサインが出ているなら、環境を変えるタイミングかもしれません。直接言い出しにくい状況であれば、退職代行という選択肢を検討してみてください。まずはLINEで無料相談だけでも構いません。

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よくある質問

施工管理・現場監督でも退職代行は使えますか?
使えます。雇用形態・職種に関わらず退職代行サービスは利用できます。「現場が止まる」「引き継ぎが終わっていない」という理由で引き止められるケースも多いですが、弁護士対応のサービスであれば法的な観点からサポートを受けられる場合があります。
「引き継ぎしてから辞めろ」と言われた場合どうすればいいですか?
引き継ぎは義務ではなく、可能な範囲で行うものとされています。正社員など無期雇用の場合、法律上は退職の意思表示から原則2週間で退職できる可能性があります。引き継ぎを口実に退職を引き延ばされている場合は、弁護士への相談を検討してみてください。
施工管理技士などの資格は退職後も使えますか?
使えます。退職代行を利用したことで資格が失効することはありません。施工管理技士の資格は転職後も活用でき、ゼネコン・設備メーカー・不動産・建設コンサルタントなど幅広い職種で評価されます。
5年間取っていない有給は退職時に消化できますか?
有給休暇は労働者の権利であり、退職時にまとめて消化することも可能です。ただし有給の時効は2年であるため、2年以上前に発生した分は消滅している場合があります。残日数は給与明細や会社のシステムで確認し、退職代行依頼時に申告するとスムーズに進められます。
現場の鍵や書類など会社の物はどう返せばいいですか?
郵送での返却が一般的です。貴重品や重要書類は追跡付きの配送方法(簡易書留・宅配便)を使い、送付内容と送付日を記録しておくと安心です。返却先・方法については退職代行側が会社と調整してくれる場合があります。
退職代行ガイド編集部(弁護士監修)
弁護士法人が運営する退職代行サービス「退職代行ガイド」の編集チームが執筆・監修。LINE相談累計78,690件(2026年5月時点)のデータをもとに、実際の相談事例に基づいた情報を発信しています。
最終更新:2026年5月

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