公務員の薬剤師を辞めたいという人も意外と多くいます。周囲からは羨望の眼差しで見られる職業も光と闇があるようです。そこで、公務員薬剤師を辞めたい人は、まずはこの記事を読んで自分がやるべきことを知りましょう。
目次
公務員の薬剤師を辞めたい人も実は多い
公務員の薬剤師と言えば、「給料が高い」、「福利厚生が手厚い」、「生活が安定する」といった良いこと尽くしのような気がしますね。「薬剤師を辞めたい」と言うと、決まって周囲から反対されることでしょう。しかし、公務員の薬剤師といっても、マイナス面も多々あります。
- 人間関係にかなり闇がある
- セクハラやパワハラがある職場も多い
- 副業が禁止されている
- 長期間同じ職場で働かなければならない
などが主。地方公務員の薬剤師の中でも、公立病院の薬剤師勤務であれば、職場となる物理面積が狭いため、名実ともに人間関係がすべてです。先輩上司に一人でもパワハラやセクハラをしてくる人がいたら、公務員薬剤師を辞めたいと日々考えるようになることもざらにあります。
公務員の薬剤師を辞めたい人が確認すべきリスト!
公務員の薬剤師を辞めたい人は、まず下記のリストを確認してください。
- 辞めなければ解決できない問題がある
- パワハラやセクハラを上司から受けている
- 辞表を出しても受理してくれない可能性がある
- 職場に行くことに精神的に参っている
上記のリストに一つでも当てはまるならば、公務員の薬剤師であっても退職がおすすめの選択肢となります。では上記に当てはまる人は、どのようなことをやるべきなのでしょうか?
- 辞めたい場合は、辞表を2~3か月前に上司に提出しておく
- 辞表には〇月〇日に辞めたい旨を書く
- 公務員薬剤師の退職規定を守る
- パワハラを受けている場合は、退職日までの間、音声を録音したり、日時と内容をメモしたりする
- 上司に慰謝料(損害賠償)を請求することも可能
公務員薬剤師を辞めたい場合は、なるべく早期に対応を
薬剤師でも公務員という職種柄、退職する場合も規定を順守する必要があります。ただし、パワハラなどを受けていていますぐ辞めたい場合は、辞表を月の最初に提出すれば、当月末で退職することも可能ですし、残りの出勤日を有給消化に充てることもできます。
また、地方公務員の薬剤師の仕事は、公立病院のみではなく、事務所勤務もありますし、市内の薬局や製薬会社と折衝する業務内容もあります。辞めたいと考えたら、退職する前に上司に異動の相談をするのもいいかもしれません。薬剤師は特別な資格が必要となるので、看護師がスライドして転職することもありません。そのため、需要は全国どこでも尽きませんよ。
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