自衛隊は、陸上自衛隊、航空自衛隊、海上自衛隊の3つの組織から成る国家公務員。鍛え抜かれた肉体や知恵をもってして、国家と国民を守ってくれる部隊となります。その自衛隊に憧れて入隊したはいいものの、諸事情があり退職を希望することもあるでしょう。しかし、同僚や先輩上司からの強い引き止めにあい、半ば無理強いされながら勤務を続ける自衛隊員も中にはいます。
では、自衛隊を退職する上で、引き止めにあった場合はどのように対処をすればいいのでしょうか。
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隊長は基本的に強く引き止める傾向にある
自衛隊を退職したい場合は、隊長に許可を得る必要があり、無論その際に明確な退職理由を申し伝える必要があります。しかし、隊長は基本的に強く引き止める傾向にあることは覚えておきましょう。特に退職をせざるを得ない明確な理由がない場合は注意です。「体力がついていかない」、「団体行動、共同生活が合わない」、「精神的に疲れた」といった理由では、よほど話の分かる隊長でない限り突っぱねられます。
そこで大変なのは、退職の許可をもらえなかったときです。隊長は当部下に強く当たるかもしれませんし、共同生活をしている同僚や先輩にも退職の意思があることは自然と知られるものです。その後辞めたくても辞められないで日々勤務するのは、体力的にも精神的にも耐えられるものではありません。
退職願いを申し出て引き止められない理由はコレ!
上記のように普通の退職理由ではなかなか受理はされないことが分かりました。しかし、退職理由によっては引き止めされないでスムーズに退職ができるケースもあります。それは主に以下の理由となります。
- 病気による退職
- 次の就職先や退職してやりたいことが明確に決まっている
- 複雑な家族の事情
上記の内病気は診断書を要求されることもあるので、仮病は通じないと考えてください。家庭の事情に関しては、ひどくプライベートな事情となってくるため、隊長も深く追求しない可能性があります。また、自衛隊以外にやりたいことが明確に決まっている場合も、隊長は一旦は引き止めるものの、最終的には応援してくれる立場に回る可能性が高いです。
実は自衛隊の退職代行を希望する人は多い
実は自衛隊勤務の方が退職代行に依頼するケースは年々増えています。自衛隊は昔ながらの根性論的な思考を持つ隊長が多いため、退職の許可を貰えないケースが多くあります。そんなときは、弁護士に相談すればスムーズに退職することができますよ。
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