獣医師は拘束時間が長く、中には深夜に及ぶまで業務をこなしている方もいます。客からのクレームも多く、辞めたいと思う獣医師も少なくありません。獣医師を辞めるとしても、肝心の転職先はどうしたら良いのでしょうか?今回は獣医師を辞めたい人向けに、転職先について見ていきたいと思います。
目次
獣医師が辞めたい場合、別の動物病院に転職するケースが多い
冒頭でも述べたとおり、獣医師の最も多い辞めたい理由として、勤務時間が長く激務であることが挙げられます。同じ獣医師に転職する場合、現在勤めている所よりも拘束時間が短くなるような職場を選ぶと良いでしょう。具体的には個人が運営しているような動物病院であると、スタッフが数名しかおらず、一人一人が抱える仕事が多くなるため、長時間勤務あるいは激務となる恐れがあります。
辞めたい場合もすぐには辞めさせてくれないので、そういった場所で勤務しているならば、相応の覚悟が必要となります。なるべく大きな動物病院を選択したり、公務員の獣医師を目指したりと、残業時間を短く設定しているような医院に入り、自己負担軽減に努めましょう。
辞めたい方必見!産業動物に関わる獣医師に転職
今すぐ獣医師を辞めたい!という方は、食用の家畜などの産業動物に関わる獣医師に転職するという道もあります。獣医師としてのやりがいを感じることはもちろんのこと、様々なアクシデントが毎日のように起こることが予想されますから、獣医師として成長したい方にはおすすめです。ただし、多くの酪農家などと関わりがあるため、ある程度のコミュニケーション能力も必要となってくるようですよ。
やっぱり無難?公務員の獣医師に転職
民間よりも勤務時間を厳しく管理されている公務員獣医師を選択する、という道もあります。残業も民間に比べると少ないため、家庭と仕事の両立を目指す女性獣医師には特におすすめです。公務員であるため、育児休業や休みを取りやすいのも魅力的ですし、給料も賞与も安定していて、大手の動物病院と同じくらいの収入を得ることができます。ただしやりがいがあるかどうかは悩みどころ。獣医師を辞めたい理由に「激務」、「労働時間が長い」、「給料が安い」ことを原因に挙げる人にはおすすめの転職先です。
病院勤務以外の獣医師として転職。本当に辞めたいなら、獣医師自体を辞めるという選択も
一般企業においても獣医師が活躍できる場所はたくさんあります。例えば、製薬会社、病理学研究所、飼料メーカーなどがあり、獣医師で培ってきた知識や経験を活かせるチャンスは多くあります。もちろん、獣医師自体をきっぱりと辞めたいのであれば、その決意に従う選択肢もあります。自身の働き方や将来展望次第で様々な道が開けてくると思いますので、辞めたいと考えた場合、まずは自分がどうなっていきたいかビジョンを持つことがなにより大切です。
獣医師を辞めたい方も安心を!転職先は多くある
獣医師の転職先は、動物病院、産業動物関係、公務員、一般企業など数多くあり、ご自身の経験や知識次第では選択肢が広がります。また、獣医師をすっぱり辞めたいと考え、一般職に就くという道もあります。将来的にどうなっていきたいか、考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
【参考URL】
獣医師が転職したい理由
https://job-q.me/articles/10139
公務員獣医師とは
https://www.vetintern.jp/guide/veterinarian/
獣医師を辞めたいと感じるとき
https://doubutsu-garden.com/wanttoquit-reason/
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