一般企業と同じように歯科医院勤務でもセクハラを受けることがあり、これは珍しいことではありません。さらには上司や同僚といった病院関係者以外からもセクハラを受けることがあるというから驚きです。では、実際に歯科勤務の方がセクハラの被害に遭った場合はどうしたらよいのかご紹介していきたいと思います。
目次
セクハラの基準とは?
どういうことがセクハラにあてはまると思いますか?一般的にセクハラの判断基準は、業務に必要のない性的な言動により、労働者の労働環境に影響が出てしまったり、対価を要求されたりすること、とされています。例えば、恋人はいるのかと聞いてきたり、必要以上にボディタッチをしてきたり、話す時に顔が近かったり。これらは相手がそんなつもりはなくても、自身が嫌に感じた場合は立派なセクハラになるのです。
歯科医院で受けることのあるセクハラとは?
歯科医院で受けることのあるセクハラとしては、男性歯科医が冗談のつもりで下ネタを言ったり、事務の女性に恋人はいるのか問い詰められたり、もちろん身体を触られるなどの身体的なセクハラも起こっているようです。さらには患者さんからもセクハラを受けることがあるようで、お尻を触られたり、連絡先をしつこく聞いてきたり、ひどいケースだと退勤時まで待ち伏せしていることもあるようです。
歯科勤務中にセクハラを受けた際にはどうしたらよいか
セクハラを受けた時にはどうしたらよいのでしょうか。まずは、職場の信頼できる人に相談してみましょう。場合によってはその方にお願いをし、セクハラしている本人に伝われば、セクハラが改善されるかもしれません。また、証拠を残すことも効果的です。いつ、誰に、どのようなことをされたのかメモをしたり、患者さんから連絡先をもらった場合にはそれが証拠となり得るでしょう。セクハラを相談する外部機関としては、各都道府県にある労務局や法務省の女性の人権ホットラインなど味方になってくれるところがありますが、役所の場合は完全に違法、及び証拠がなければ1ミリも動いてくれません。それならば、弁護士に依頼すれば、退職も簡単にできますし、慰謝料も請求することができます。
歯科勤務中にセクハラを受けた場合は、悩むよりも行動を
歯科医院でセクハラを受けた場合には、同じ職場の信頼できる人に相談したり、労務局などの外部機関、弁護士等に相談するようにしましょう。そのときにセクハラ被害の証拠があるとスムーズです。セクハラを受けたことを思い出したくないかもしれませんが、なるべく証拠として残しておくようにしましょう。
【参考URL】
https://feeche.jp/a144/
https://roudou-pro.com/columns/151/#toc_anchor-1-4-5
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