医者も実はブラック企業。職場に問題ありなら退職を

医者も実はブラック企業。職場に問題ありなら退職を

医者というと国家資格であり、国に保証された職種というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、実際に蓋を開けてみると医者の待遇はブラック企業と変わらないこともあり、加えて昨今の人手不足から過酷な労働を強いられている方も多いのです。今回はブラックな病院に当たった医者が退職すべき理由をご紹介します。

医者はブラックすぎ!残業は年間1860時間と過酷

医者はブラックすぎ!残業は年間1860時間と過酷

様々な職種で働き方改革はすすめられており、それは医師も同様です。2019年、医者の働き方として「残業は年間1860時間まで」とされました。これは一部の医者にのみ認められるものですが、裏を返せば1860時間までなら働いても止む無しとされるということです。この医者の就労時間がどこまでブラックかというと、月換算で155時間の残業が可能なところもあり、もしも休み無しで一ヶ月働いたとしても、一日約5時間の残業をしなければならないということです。このことからも、医者という職種がいかに過酷でブラックなものであるかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

医者のブラックは就労時間だけじゃない。特に若手が苦しんでいる

医者のブラックは就労時間だけじゃない。特に若手が苦しんでいる

医者の仕事がブラックなのは、就労時間だけに留まりません。医者はパワハラも多い職場です。特に新人などの若手は、先輩の医者や看護師からパワハラを受けやすい弱い立場にあります。患者の前で怒鳴られたり、高学歴であれば業務の過剰要求をされたり、医者や看護師や薬剤師といった複数人のいざこざに巻き込まれたり、スタッフのみならず患者からもクレームがきたり……。特に大学病院は上下関係や派閥がはっきりとしているので、さながらテレビに出てくるようなブラック過ぎの職場が実在します。

医者は自分の職場がブラックと感じたならば、病院を移ろう

医者は自分の職場がブラックと感じたならば、病院を移ろう

医者の残業時間や複雑な人間関係はよくあるケースであり、他にもブラック企業と変わらない待遇や環境である病院は多く存在しています。残念ながらそのような病院の方針や雰囲気が根底から変わることはまずありません。「でも、医者はどこもブラックだから」と考える医者もいるかもしれませんが、実はこれは病院によって全く体質が異なります。患者も少なく、のほほんとして、勤務中は看護師たちと和気あいあいな会話を楽しめる病院も実際多くあります。もし自分の職場がブラックであるならば、退職、もしくは分院への異動を検討してみるといいでしょう。

医者がブラックな職場が当たり前だと思わないで

今回紹介したように、医者は基本体質はブラックかもしれませんが、その内容は病院によって大きく異なります。医者はどこに行っても重宝される職業ですので、心身を病みながら同じ職場に居続ける必要はまったくありません。自分の職場がブラックだと感じたら、自分の精神力が参る前に退職して、もっといい職場を見つけてみてください。

【参考URL】
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamayujiro/20190112-00110967/
https://www.sankeibiz.jp/workstyle/news/190328/ecd1903281154002-n1.htm
http://surgeondrt.com/powerharrasment/#i-10

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