新型コロナウイルス(以降新型コロナ)の感染が拡大し、我が国でも一時は緊急事態宣言が発令されるなどし、現在でも余談を許さない状況が続いております。そんな中、辞めたいと考える薬剤師が増えてきているようです。そこで、特に多かった辞めたい理由を見ていきたいと思います。
目次
薬剤師の職場が新型コロナのせいでぴりぴりに
普段は平和な一日が過ぎていく調剤薬局ですが、新型コロナ後はお客が激増するか、それともぱったりと来なくなるかのどちらかとなります。前者であれば忙しくて同僚や薬剤師の先輩がストレスが溜まって怒りがちですし、後者であれば役職が付いている上司が不安そうな面持ちで職場の雰囲気を重くしています。いずれにしても軽い気持ちで働いているパートタイプの方や20代の若い薬剤師にとっては、耐えがたい職場環境になっているようで、それが原因で辞めたいと考えている人は多いです。
薬剤師を今すぐ辞めたい!新型コロナの過酷な労働に見合っていない給与
世間的には薬剤師というと、病院繋がりで給与を多くもらっているイメージがあるかもしれません。しかし、薬剤師の平均年収はおよそ530万円ほどであり、民間企業の一般職とあまり変わらない年収であることが分かります。これらに加え、新型コロナの影響でドラッグストアや薬局などでは売り上げが落ちてしまっているところもあるため、給与やボーナスが下がってしまったり、以前と変わらないという人も少なくありません。求められることは多く労働環境が過酷でありながら、給与は見合っていないため、不満を感じて辞めたいと考える人も少なくないようです。
薬剤師のコロナ禍
新型コロナ以前に比べると、薬剤師の求人数はパート、派遣、正社員の全てで減少傾向にあり、転職し辛い状況となっています。ただ、今現在過酷な環境に耐えかねて身体を壊しかねない状況に置かれているのであれば、思い切って辞めてしまった方が良いのかもしれません。現に薬剤師を始めとする多くの医療従事者が、この新型コロナで退職しているため、辞めたいと感じたら引き際を見極めることも大切です。
新型コロナの影響で薬剤師を辞めたい人は多い。潔く辞めるという選択肢
新型コロナの影響で、マスクやトイレットペーパー買い占め騒動が起きたり、日常業務に加えクレーム対応などが増えたにも関わらず、給与は下がったり変化が無かったという人も少なくなく、そういった点に不満を持っている方も多いようです。多くの医療従事者が退職していることから、身体を壊すくらいであれば、薬剤師を辞めるという選択をしても良いのではないでしょうか。
【参考URL】
https://news.careerconnection.jp/?p=91151
https://yakuzaishi.cadical.jp/blog/yakuzaishi-jobchange-emergency/#i-3
コメントを残す