訪問介護のヘルパーが退職代行を使って辞めた話【パート・モデルケース】

訪問介護のヘルパーが退職代行を使って辞めた話【パート・モデルケース】

※本記事は実際の相談傾向をもとに作成したモデルケースです。特定の個人・企業とは関係ありません。
訪問介護のパートヘルパーとして6年間働いた40代後半の女性が、急な呼び出しと事業所の対応に疲れ果て、退職代行を使って辞めるまでの話です。「パートでも退職代行が使えるの?」と思っている人に、実際の経緯を伝えます。

📋 この記事のモデルケース

業種 訪問介護事業所・ホームヘルパー
雇用形態 パート
年代・性別 40代後半・女性
勤続年数 6年
主な悩み 利用者との関係疲れ・急な呼び出し・事業所の対応の悪さ
退職方法 退職代行(弁護士法人)を利用

訪問介護のパートとして働いてきた6年間

私が訪問介護の仕事を始めたのは40代に入ってからのことでした。子育てがひと段落して、「人の役に立てる仕事をしたい」という気持ちがありました。ヘルパーの資格を取り、近所の訪問介護事業所にパートとして採用されました。

最初の数年は、本当にやりがいを感じていました。担当の利用者さんのお宅に伺い、食事や掃除、買い物の援助をする。顔なじみになっていくうちに、「来てくれてよかった」「あなたじゃないと嫌だ」と言ってもらえることもありました。人に感謝される仕事ってこういうことなんだと思いました。

ただ、6年間続けていく中で、気づけば仕事の量と精神的な負担が積み重なっていました。パートという雇用形態でも、担当件数は正社員とほとんど変わりませんでした。ケアの記録、申し送り、家族との連絡。こなしきれない業務が少しずつ増えていきました。

それでも最初のうちは「仕方ない」と思っていました。介護の現場は人手不足だということは分かっていましたし、私が抜けたら利用者さんに迷惑がかかるという気持ちもありました。でも、そう思い続けた結果、気づいたときには休みが取れない状態になっていました。

限界を感じた瞬間——急な呼び出しと事業所の対応

特に辛かったのは、休日の急な呼び出しです。

ヘルパーが急病や家庭の事情で欠勤すると、事業所から代わりに入れる人を探す連絡が来ます。私は「断りにくい性格」だと自分でも分かっていました。「ほかに頼める人がいなくて」と言われると、なかなか断れませんでした。

最初は月に1〜2回程度でした。でも、「断らない人」と思われてしまったのか、徐々に呼び出しの頻度が増えていきました。休日の朝7時にスマホが鳴り、「今日、○○さんのところに入ってもらえませんか」と連絡が来るようになりました。断ることも増えましたが、断るたびに気まずさを感じました。

休みの日も、いつ電話が来るか分からないのが本当に辛かったです。外出していても、スマホを手放せない感覚がずっと続いていました。

追い打ちをかけたのが、事業所の管理者の対応でした。私が「シフトを減らしてほしい」と申し出たとき、「今は難しい」「あなたにしか頼めない利用者さんがいる」と言われ続けました。改善の見込みが見えないまま半年が過ぎ、私の体はじわじわと消耗していきました。

退職を考えるようになったのはそのころからです。でも、「辞めます」と言えませんでした。利用者さんへの申し訳なさもありましたし、担当を誰かに引き継ぐことへの罪悪感もありました。管理者に引き止められたら断れる自信もありませんでした。

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退職代行を知ったきっかけ——パートでも使えるの?

退職代行という言葉はなんとなく知っていましたが、「自分には関係ない」と思っていました。退職代行を使う人は、もっと追い詰められた人、もっと特殊な職場にいる人だと思っていました。それに、私はパートです。「パートが退職代行を使うのは大げさじゃないか」という気持ちもありました。

ある夜、「介護 パート 辞めたい 言い出せない」と検索していたとき、退職代行の体験談記事がいくつか目に入りました。読んでみると、正社員だけでなくパートやアルバイトで使った人の話も書いてありました。「雇用形態は関係ない」という説明を見て、初めて自分にも関係あるかもしれないと思いました。

さらに調べると、弁護士法人が対応している退職代行サービスでは、会社との直接のやり取りを代わりに引き受けてくれること、パートや契約社員でも対応していること、依頼後は事業所と話さなくていいことが分かりました。

「これなら私でも使っていい」と思えるまでには時間がかかりました。でも、ある朝、利用者さんのお宅に向かいながら、「私は何のためにここまで頑張り続けているんだろう」と思ったとき、答えが出ませんでした。その夜、退職代行に連絡しました。

実際に依頼してみた流れ(相談〜退職完了)

最初はLINEで状況を送りました。パートであること、勤続6年であること、急な呼び出しや事業所との関係に疲弊していること、管理者に退職を言い出せずにいることを伝えました。

返信は落ち着いたトーンで、必要な情報を確認する内容でした。確認されたのは以下のような点です。

  • 退職希望日(できるだけ早い日程)
  • 雇用契約の内容(パートであること・シフト制であること)
  • 有給の残日数(数日分あった)
  • 貸与物の有無(事業所のユニフォーム、IDカード、記録用のファイルなど)
  • 今後、事業所から直接連絡が来ないようにしてほしい旨

「パートですが問題ないですか?」と確認したところ、「雇用形態に関係なく対応できます」とはっきり答えてもらえたことで安心しました。

依頼の翌日、担当者から事業所の管理者へ連絡が入りました。私はその日からシフトに入りませんでした。利用者さんへの申し訳なさはありましたが、それ以上続けることが難しい状態であることは、自分が一番よく知っていました。

管理者からの着信があった、と担当者から報告を受けました。でも、私には転送されませんでした。「直接連絡しないよう伝えました」という報告をもらったとき、本当に助かったと思いました。

その後、貸与物を郵送で返却し、退職書類のやり取りも担当者経由で進めました。管理者と直接話すことは最後までありませんでした。有給が数日分あり、退職日までの期間として消化する形で処理されました。

退職代行の流れ(相談〜退職完了)
退職代行の流れ(相談〜退職完了)

辞めた後の変化

退職完了の連絡を受けた日、まず眠りました。久しぶりに、スマホの通知を気にせずに眠れた気がしました。

辞めてよかったのか、という気持ちが消えたわけではありませんでした。担当していた利用者さんのことは、しばらく頭から離れませんでした。でも、あのまま続けていたら、いずれもっと大きな形で崩れていたと思います。

数週間後、体が回復してきたころ、「介護という仕事は好きだった」という気持ちが戻ってきました。急な呼び出しが常態化した職場と、介護の仕事そのものは、別のことでした。同じ介護職でも、別の事業所なら違う働き方ができるかもしれないと思えるようになりました。

今はまだ次の仕事を探している段階ですが、今度は「断れない自分」のまま飛び込まないようにしようと思っています。面接のときにシフトの条件と急な呼び出しへの対応を必ず確認する。それが今の自分の反省から出てきた教訓です。

同じ状況の人へ伝えたいこと

介護の仕事は、人への責任感が強い人ほど辞めにくいと思います。利用者さんへの申し訳なさ、担当を引き継ぐ人への気遣い、「自分が抜けたら迷惑をかける」という感覚——これが辞めることへのブレーキになりやすいです。

でも、それを使って事業所が人を繋ぎ止めているとしたら、それは健全ではないと思います。シフトを減らしてほしいという要望を半年間無視され続けた経験から、私はそう感じています。

パートだから退職代行は使えない、大げさ——そんなことはありません。私が実際に使って分かったのは、パートでも正社員と同じように対応してもらえるということです。雇用形態で差はありませんでした。

退職を申し出ることに精神的な壁がある。引き止めに応じてしまいそうで怖い。管理者と話すのが辛い。そういう状態なら、間に人を入れるという選択肢を知っておいてほしいと思います。私にとって退職代行は、最後の選択ではなく、「やっとたどり着いた出口」でした。

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