保育士を退職代行で辞めた28歳女性の体験談|サービス残業と持ち帰り仕事に限界を感じたケース

保育士を退職代行で辞めた28歳女性の体験談|サービス残業と持ち帰り仕事に限界を感じたケース

「子どもは好きなのに、仕事が辛くて仕方ない」——そんな葛藤を抱えながら働き続ける保育士は少なくありません。この記事では、サービス残業・持ち帰り仕事・職場の人間関係に限界を感じた20代女性が退職代行を使って辞めるまでの経緯と、その後の変化を紹介します。LINE相談78,690件(2026年5月時点)から見えてきた保育士ならではの「辞めにくさ」についても解説します。

働いていたころの状況

地元の私立認可保育園に新卒から4年間勤務していました。子どもが好きで選んだ仕事でしたが、入職してすぐに「思っていた仕事と違う」と感じるようになりました。

典型的な1日のスケジュール

7:30

定時より30分前に出勤(暗黙のルール)。部屋の準備・制作物の確認。

8:00〜18:00

通常保育。昼休みはほぼなし(子どもの昼寝中も書類作業)。

18:00〜20:00

定時後もほぼ毎日2時間程度残業。行事準備・保護者連絡帳の記入。

帰宅後・休日

翌日の制作準備・月案・指導案の作成を自宅で。実質的な持ち帰り仕事が週20時間を超えることも。

「残業代が出ることはほぼなかったです。『保育士はそういうもの』という雰囲気があって、誰も声を上げない。私も3年間、それが普通だと思って耐えていました」

限界を感じた瞬間

4年目の春、クラス担任になったタイミングで状況が一気に悪化しました。

積み重なったストレスの要因

  • 先輩からの圧力:「前のやり方と違う」と細かく指摘され、自分のやり方を全否定される日が続いた
  • 保護者対応の負担:クレームの矢面に一人で立たされることが増え、精神的に消耗した
  • 身体の限界:慢性的な睡眠不足と疲労で、休日に起き上がれなくなった
「ある朝、出勤しようとしたら玄関で足が止まりました。体が言うことを聞かないというか……。その日初めて『このままでは壊れる』と思いました。それでもその日は結局行ったんですけど、帰り道で泣いていて。もう限界だと気づきました」

保育士が「辞めにくい」3つの理由

LINE相談78,690件(2026年5月時点)の中で、保育士からの相談には共通したパターンがあります。「辞めたいのに辞められない」と感じる理由は主に3つです。

① 子どもへの罪悪感

「担任を途中で変わると子どもが混乱する」「自分が辞めたら子どもたちに申し訳ない」という感情が退職の足を引っ張ります。しかし、これは自分の心身を削ることで解消できる問題ではありません。

② 年度途中退職へのプレッシャー

「年度末まで待って」「代わりの人が見つかるまで」と言われ続け、辞めるタイミングを失うケースが多く見られます。担任を持っている場合はとくに、「クラスの子どもたちに申し訳ない」「行事の途中で抜けられない」という責任感が重くのしかかります。ただし、正社員など無期雇用の場合、法律上は年度途中でも退職の意思表示から原則2週間で退職できる可能性があります。

③ 狭い業界ゆえの「言いにくさ」

地域の保育業界は横のつながりが強く、「辞めたことが広まる」「次の就職に影響する」と心配する声が多いです。ただ、退職代行を使った場合でも保育士資格に影響はなく、次の保育園への転職も問題なく行えます。

退職の意思はあっても、園長に直接伝えるのが怖い、少人数の職場だから言い出しにくい、引き止められそうで動けない——そう感じている方は少なくありません。保育園は職場の人間関係が近い分、退職を切り出すだけで大きな負担になることがあります。そんなときに活用できる選択肢のひとつが退職代行です。

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退職代行を知ったきっかけ・迷った理由

きっかけはSNSの投稿

Xで「退職代行使って辞めた」という投稿を見かけたのがきっかけです。最初は「そんな方法があるのか」と驚いたものの、「保育士でも使えるの?」「怪しくないの?」という疑問もありました。

迷った3つのポイント

  • 費用について:「数万円かかる」と聞いて、最初は高いと思った。でも「自分が動けないなら仕方ない」と判断した
  • 弁護士と民間の違い:調べていくうちに「弁護士が対応するサービスの方が安心」と分かり、弁護士監修のサービスを選んだ
  • 子どもへの罪悪感:最後まで迷った。でも「私が壊れたら誰も助けてくれない」と気づいて決断した
「弁護士監修というのが決め手でした。『何かあっても法的に対応してもらえる』という安心感がないと、怖くて使えなかったと思います」

実際に依頼してみた流れ

LINE登録・相談

夜11時頃にLINEで相談。担当者が丁寧に状況を聞いてくれた。「有給が15日残っている」「年度途中だが辞めたい」という旨を伝えた。

翌朝・依頼確定

費用や流れの説明を受け、翌朝に正式依頼。入金後すぐに動いてもらえた。

同日午前・会社への連絡

退職代行から保育園側に連絡が入る。有給消化の申請と退職日の通知も同時に行われた。

保育園側の反応

最初は「年度末まで待ってほしい」という連絡が代行側に入ったが、弁護士から法的な説明がなされ、最終的に受理された。

有給消化→退職

残り15日間の有給を消化し、月末付けで退職。保険証の返却は郵送で対応。

「『年度末まで待って』と言ってきたときはドキドキしましたが、代行側がちゃんと対応してくれて。自分が直接やり取りしなくていいというのが、本当に楽でした」

辞めた後の変化

退職後1ヶ月で「睡眠が取れるようになった」「休日に外出できるようになった」という声が多いのが保育士ケースの特徴です。

身体・メンタルの変化

  • 退職翌日から「出勤しなくていい」という安心感で、久しぶりにぐっすり眠れた
  • 1週間後には食欲が戻り、2週間後には外出できるようになった
  • 「子どもたちに申し訳ない」という罪悪感は残ったが、時間が経つにつれて薄れていった

その後の選択

退職後2ヶ月間は休養に充てました。その後、保育士としてではなく事務職への転職を選びました。「保育士が嫌いになったわけではないけれど、今は違う働き方がしたかった」という気持ちから。転職活動は1ヶ月ほどで内定が出ました。

「もっと早く辞めればよかった、というのが正直な感想です。4年間耐えてきたけど、辞めてから初めて『自分の時間』というものを実感しました。退職代行に頼んだことを後悔したことは一度もないです」

同じ状況の人へ伝えたいこと

「保育士だから辞めにくい」「子どもがいるから申し訳ない」という気持ちはよく分かります。でも、そのまま続けて自分が壊れても、誰も責任を取ってくれません。

退職代行は「逃げ」ではなく、「自分を守るための手段」です。特に弁護士が対応するサービスであれば、有給消化の交渉・未払い残業代の請求・保育園側の引き止めへの法的対応まで、幅広くサポートしてもらえます。

一人で抱えることに限界を感じたら、まずLINEで相談してみてください。相談は無料です。

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よくある質問

保育士が退職代行を使うと保育士資格に影響がありますか?
保育士資格への影響はありません。退職代行の利用は、通常の退職手続きを代行してもらうものであり、懲戒解雇などの特殊なケースでなければ資格に影響することはありません。
年度途中でも保育士は退職代行で辞められますか?
法律上は可能です。民法上、正社員などの無期雇用の場合、2週間前の通知で退職できます。「年度末まで待ってほしい」と言われることがありますが、法的に強制することはできません。ただし、就業規則や状況によって異なるため、不安な場合は弁護士に相談することをおすすめします。
退職代行を使ったことが次の保育園への転職に影響しますか?
採用面接で退職代行を使ったことを伝える義務はありません。「一身上の都合により退職」という通常の退職理由で問題ありません。退職代行の利用自体が転職活動に不利に働くことは考えにくいです。
有給が残っている場合、退職代行で消化できますか?
可能です。有給休暇の取得は労働者の権利であり、弁護士が対応する退職代行サービスであれば、有給消化の申請も代行してもらえます。会社側が拒否する場合も、法的な観点からサポートを受けられます。
退職代行の費用はどのくらいかかりますか?
民間サービスでは2〜3万円程度、弁護士が対応するサービスでは3〜5万円程度が一般的です。有給消化・未払い残業代の請求なども含めてサポートしてもらえることを考えると、弁護士対応のサービスが安心です。
退職代行ガイド編集部(弁護士監修)
弁護士法人が運営する退職代行サービス「退職代行ガイド」の編集チームが執筆・監修。LINE相談累計78,690件のデータをもとに、実際の相談事例に基づいた情報を発信しています。
最終更新:2026年5月

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