自衛隊で退職できない。引き止められた場合の対処法

自衛隊で退職できない。引き止められた場合の対処法

自衛隊で退職できない、という人の多くが引き止めにあっていると言われています。これは、自衛隊は民間企業や他の公務員とは違って特殊な組織であり、簡単には辞められないからです。また、部隊長は必ず退職しなければならない理由を聞いてきますので、納得させる言い訳を考えておかなければなりません。本記事では、退職したい自衛隊の方に向けて、引き止められる理由と対処法を見ていきたいと思います。

引き止められるのは自衛隊の隊員不足。退職の手続きも複雑

自衛隊は人員が不足している。退職の手続きも複雑

自衛隊は過酷な労働環境であるため、常に隊員が不足しています。そのため、退職者に対しての引き止めが頻繁に行われているようです。自衛隊は退職の手続きも複雑です。自衛隊法第40条には、「任用期間内において必要な期間」「自衛隊の任務を遂行するため最小限度必要とされる期間」は「退職を承認しないことができる」と記されています。日本は地震や台風などで毎年多くの災害が起こっている国ですから、退職どころではないとして、退職を引き止められる可能性が高いのです。

また、例えば入隊歴の浅い自衛隊員が辞めるとなると、中隊長や師団長など複数人が報告書などを作成し、自身より上の位の者に報告していく必要があるのです。無論彼らにも上司がいて、部下の退職率も自分の評価に繋がるので、有事の際には報告書作成は後回しにされることが多く、引き止められるのではないでしょうか。

自衛隊が退職を引き止められた場合にはどうしたらよいか

退職を引き止められた場合にはどうしたらよいか

自衛隊が退職したい場合、引き止められても退職したいときは、どうしたら良いのでしょうか。まずは、家族を味方につけて、例えば「母の介護をしなければならなくなった」など家庭内の一身上の都合を持ちだすのがいいでしょう。

また、「他にやりたい仕事がある」というのも、実は案外効果的です。自衛隊は夢を持つ人に優しい職種でもあります。ただし、根性論を振りかざす自衛隊の隊長によっては、退職をなかなか受け入れてくれなく、ずっと引き止めにあうこともありますし、部隊の先輩の耳に入ると、一方的な嫌がらせを受けることも少なくありません。引き止めにあっても強行突破できる人ならいいのですが、そうでなければ、一度弁護士に相談するのも良いかもしれません。また、弁護士には退職代行も依頼できるため、確実にそして穏便に退職したいと思う方は弁護士に任せた方が良いでしょう。

引き止められても退職はできる。ただし退職するまでの間をどう耐えるかが肝心

引き止められても退職はできる。ただし退職するまでの間をどう耐えるかが肝心

自衛隊が退職するとなると、特殊な職種であることや人員不足、退職手続きが複雑なことなどから引き止められることが多いです。それでも退職をすることはできますが、少なくとも3ヶ月は時間を要すると思っておいた方が良さそうです。また、穏便に退職したい方は、弁護士に相談してみると良いでしょう。

【参考URL】
https://nashiza-blog.com/2019/09/11/how-retirement1/
https://career-picks.com/resolve/jieitai-yametai/
http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/e_fd/1967/ez19680304_01095_000.pdf
http://www.interq.or.jp/kanto/just/siryou/05.html#sect_52

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