義務教育となる中学校で、思春期の生徒と良好な人間関係を作るのは大変です。また昨今は職場の教員同士でもいじめなどが浮き彫りとなり、「中学校教員をやっているけど、本当は今すぐ辞めたい!」と考えている人も少なくないでしょう。そこで、今回は中学校教員を辞めたい人が今すぐにすべきことをご紹介します。
目次
中学校教員を辞めたい場合の退職の時期とタイミング
中学校教員を辞めたい場合、退職を校長や教頭に報告する時期を考えなければなりません。まず、退職月は新学期が始まる前の3月末日付が一番おすすめとなります。ここで言うおすすめとは、誰にも嫌な顔をされないで、同僚上司からも「お疲れ様」と花束を貰えるような辞め方です。
一方で年度の途中の場合は、夏休みを退職日に設定するのがおすすめです。生徒が長期休みに入っているため、教員が最も被害が少なくて済むためです。
また、中学校教員を辞めたいと報告するタイミングとしては、上記設定した退職日の半年前が一番問題なく辞められます。次いで3か月前。そして、1~2か月前に辞めたい場合は、ある程度同僚や上司、校長・教頭から文句を言われることは覚悟しなければなりません。
中学校教員を辞めたい場合、最初に報告する相手は誰?
中学校教員を辞めたい場合、最初に報告するのは教育係の先輩同僚や、学年主任ではありません。まず最初に辞めたい旨を報告するのは、校長と教頭となります。なぜなら、校長と教頭は民間企業でいう「上司」となります。彼らは学校の運営・経営を任されていて、一方で学年主任は立場的には一般の教員とまったく変わりありません。
中学校教員の中でいじめに遭っているor精神的にうつ病に追い込まれている場合
ただし、上記はあくまでも円満退職の中学校教員の辞め方です。中学校教員の中には、円満退職なんてどうでもいい。とにかく一刻も早く中学校教員を辞めたい!と意を決している人もいるでしょう。
例えば教員の同僚からいじめに遭っている。嫌がらせを受けているなど。また、職場だけではなく生徒との人間関係を含めて精神的にやられている。そんな場合は円満退職なんて悠長なことは言ってられません。自分の身体(精神衛生)が何よりも大切です。
退職代行に依頼するのもあり!
今すぐに中学校教員を辞めたい!と思い立った場合は、退職代行に依頼するのも一つの手です。退職代行に依頼すると、代行の担当者が辞めたい教員に代わって職場の校長に電話して、退職の旨を伝えてくれます。基本的に中学校教員が退職代行に依頼する場合は、弁護士となります。近年は学校の教員間のいじめの問題が大きくニュースに取り上げられているので、弁護士から退職の旨を伝えられると、多くの学校および校長は問題を公にされたくないため、すんなりと辞めたい教員の退職を承諾してくれます。
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