市(区)役所で上司同僚からパワハラ。相談先と解決方法

市(区)役所で上司同僚からパワハラ。相談先と解決方法

市役所・区役所という地方公務員は今の不景気の用の中だとホワイトな職場として誰もが羨む職業です。安定していて解雇がなく、遠方への転勤がなくて給料もボーナスも一定水準以上貰えます。そんな市役所・区役所で働いている人が「実は退職したいんだよね」と言うと、民間企業で働いているサラリーマンからするとちょっとびっくりですよね。

しかし、昨今は市役所・区役所で働いている公務員でも辞める人が続出しています。その原因は公務員にありがちの上司や先輩による「パワハラ」によるもの。今回はパワハラにあったときの相談先や解決方法をご紹介します。

市役所・区役所で蔓延している先輩上司による「パワハラ」

市役所・区役所で蔓延している先輩上司による「パワハラ」

市役所・区役所で働く職員は中高年世代が多数を占めているため、昔ながらの上下体質をいまに維持しているところも少なくありません。部下が先輩上司に意見することはもちろん、理不尽な命令を突き付けられることも日常茶飯事です。また、多くの職場では派閥がありますので、派閥に属さなかったり自分の派閥の上司が議員選挙に落ちたりなどしたら、自分の立場も危うくなります。

先輩上司からパワハラを受けた場合の相談先

先輩上司からパワハラを受けた場合の相談先

市町村によっても異なりますが、通常公務員といえども、役所にはあらゆるハラスメントの相談窓口を置いているところが多いです。さらに人事委員会、公平委員会といった労基署以外の場所に相談することができます。

パワハラ問題はデリケート。必ず証拠を持って相談しよう

パワハラ問題はデリケート。必ず証拠を持って相談しよう

パワハラの問題は非常にシビアでありデリケートです。パワハラといっても殴る蹴るの暴行をするわけではなく、一般的には上司や先輩という立場を利用して、弱者を必要以上に叱咤したり、逆に無視をしたり不当評価を与えたりするのが一般的。いずれも目に見えるものではありませんし、言い訳もすることができますので、パワハラ関連で相談・退職、訴えを起こす場合は、必ず証拠を持っていくようにしましょう。

証拠はテープレコーダーで叱咤の場面を録音するのもいいですし、単純に日記を付けるだけでも証拠として使うことができます。おすすめできないのは証人です。「一緒に上司を訴えよう」と息巻いても、寸前で相手が尻込みしてしまったり、上司に手を回されて裏切られることもないとは言い切れません。

上司のパワハラは環境に依存。解決する方法は退職か訴えるのみ

基本的に先輩や上司のパワハラというのは、職場環境がそれを許していることが原因です。職場も職員も全員が変わらなければ上司によるパワハラは終わりませんし、それは市役所や区役所と言う職種柄現実的ではありません。そのため、上司がパワハラをする場合の解決方法は、相手を訴えるか退職するかの2択となります。自分の心が病む前に、どちらか選択する必要があります。是非迅速な行動を。

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