地方公務員の獣医を辞めたい!退職の前に考えるべきこと

獣医は民間と公務員のいずれかが職場として挙げられますが、今回は地方公務員に勤務する獣医に関して。昨今は地方公務員の獣医の多くの人が辞めたいと考えているようですが、その原因は何なのでしょうか。また、辞めたいときのやるべきことや考えるべきことも紹介します。

地方公務員の獣医を辞めたい一番の理由「周りから嫌われるから」

地方公務員の獣医が回りから嫌われる理由

地方公務員の獣医が仕事を辞めたいと考える一番の理由が「周りから嫌われるから」というもの。獣医のメインとなる業務は、病気のモニタリングや農家に赴き家畜の様子をうかがったり、管理や疾病予防を農家の人に指導することとなります。場合によっては殺処分をの農家に伝えたりしなければなりませんし、仮に動物が病気になっていても、公務員の獣医は積極的に治療をしたりはしません。これらのことから家畜を扱う農家や関係者からは嫌われることがよくあります。農家から直接悪口を言われたり、追い返されたりするときに、「もう公務員の獣医の仕事は嫌だ……辞めたい」と考えてしまいます。

公務員の獣医はやりがいがない?辞めたいと考えながら毎日出勤

公務員の獣医はやりがいがない?

もともと獣医はきつい、汚い、危険のいわゆる3Kがつきものの職業です。それに加えて公務員の獣医は拘束時間が予想以上に長かったり、上下関係のしがらみや確執があったりと、自分の思うような仕事ができないことから、「やりがいがないから辞めたい」と考える人も多くいます。また、上述しましたが、民間の獣医と異なり、実際傷ついたり病気になった動物を診るよりは、モニタリングや地域の家畜の実態の把握、予防関連を農家の人と話し合うといった仕事がメインとなりますので、「これ獣医の仕事なのか?」と訝しく思い、辞めたいと考えに至る人もいます。

公務員の獣医を辞めたい場合に考えることは?

公務員の獣医を辞めたい場合に考えることは?

公務員の獣医を辞めたいと考えている人は、退職をする前に下記のことを決めるといいでしょう。

1.公務員獣医という立場を捨てて後悔しないか

獣医を辞めるということは、地方公務員を退職することです。昨今の新型コロナで日本は不景気に陥ることが考えられますが、その際にも公務員はリストラがなく、一般給与以上の年収を手にすることができます。その公務員の職業とやりがいや不満を天秤にかけたとき、本当に辞めるべきかを今一度考えてみてください。

2.公務員と民間の獣医は給料が違う

地方公務員の獣医を辞める方は、民間の獣医で働きたいと思っていることでしょう。確かに民間の獣医であれば動物と直接接することができて、治療や手術もすることになります。しかし、勤務内容は公務員のときよりも過酷になりますが、給料は一般的に下がると考えてください。公務員の獣医の給料は、大手民間企業の獣医と同じくらいの給与水準となります。

公務員の獣医の退職ができない場合は退職代行を検討してみるのも

なかなか退職できない場合は退職代行を検討してみるのも

地方公務員で獣医を辞めたい場合、職場によってはなかなか退職できない時があります。上司によるパワハラを受けていたり、同僚からいじめを受けて、雑用を大量に押し付けられたりと……。そんな職場で働いている場合は、辞表を突っぱねられることもしばしばあります。精神的に参る前に退職代行を通してスムーズに退職をするのも1つの方法です。

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