現場で活躍する女医の中には、日々上司にセクハラされて心身共に疲弊している人も多くいます。辞めたくとも上からの圧力でなかなか辞められないでいる女医の方に向けて、明日からとるべき方向性をご案内したいと思います。
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日々セクハラに悩む女医も多い
女医が働く病院の中でも、医局や個人経営の小規模病院、整形外科クリニックといった場所は、院長や部長、オーナーの力が非常に強いことが挙げられます。そこでしばしば女医の悩みの種となるのが「セクハラやパワハラ」です。
例えば日本では最高権力となる大学病院では、医局と呼ばれる独自の風習があります。女医も医局の一翼を担うに変わりはないのですが、教授という上司に自分の身の振りが左右されるのが特徴。教授にたてつくようなことがあれば、地方の分院に飛ばされることもありますし、その地域の病院に転職できないように口利きされることもあるかもしれません。そして、女医の中には教授や上司からセクハラを受ける人も決して少なくないのです。
女医がセクハラに遭うパターン
女医がセクハラに遭うパターンは大体が決まっていて、「飲み会」の席で上司からセクハラ発言を度々受けたり、医局の先輩上司に「教授と一晩寝てくれよ」と言われたりするのが主となります。また、男性患者の下半身の疾病を診察する泌尿器科に属する女医は、特にセクハラの格好の的になります。
このようなセクハラに日々我慢している女医は、自分の精神衛生面も含めて職場を再考する必要がありそうです。しかし、上述したように上司に逆らうようであれば、手痛いしっぺ返しが待っていることも懸念材料です。
セクハラに悩む女医全員におすすめしたい退職代行の利用方法
退職代行は従業員の代わりに退職を上司に告げてくれるサービスだけ、と考えている人が大半かと思います。しかし、女医が退職代行を依頼する場合は、病院という権力に対して物申すため、民間業者ではなく必然的に弁護士となります。
弁護士であれば、難しいセクハラやパワハラ問題にも対応することができますし、証拠がそろえば正当な方法でセクハラをした上司や病院に対して慰謝料を請求することができます。また、自力で退職する場合は有給休暇の消化はできないだろうし、場合によっては退職金も支払ってくれないかもしれません。そんな時にも弁護士はすべて対応してくれます。そもそも弁護士の怖さは病院側が一番よく理解しているので、一度弁護士を挟むだけで驚くほどスムーズにことが運びます。
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