うつ病で仕事に行けない・できない人は即日退職を。トラブルなく会社を辞める方法

うつ病の気があれば即日退職を!トラブルなく会社を辞める方法

うつ病の問題を抱えている日本人は全国で100万人以上いるとあれ、現代社会の大きな問題となっています。うつ病で仕事に行きたくない、という人は、うつ病が悪化する前に即日退職を視野に動くといいでしょう。

今回はうつ病で仕事に行けない人に向けた、会社とトラブルなしの即日退職方法をご紹介します。

目次

うつ病は日本全国に100万人以上!誰もが抱える身近な心の病気

うつ病は日本全国に100万人以上!誰もが抱える身近な心の病気

厚生労働省の病院調べによると、うつ病含む心の不調にかかっている人は、日本全国でおよそ100万人。その中でうつ病と診断されているのは7割と言われています。しかし、うつ病は自身で結論付けられる明確な症状がないため(徐々に鬱になっていく)、多くの人は自分がうつ病だと気づかずに心療内科を受診していないことも考えられ、潜在的には調査数の数倍の患者がいるとされています。

「自分は大丈夫だろう」と最初は考えていても、「まさか自分がうつ病になるとは……」と思いがけないうつ病の症状が発祥するパターンが多いので、仕事づくめのサラリーマンは、男性であろうと女性であろうと自分の“心の管理”に注意を払わなければなりません。

うつ病で仕事に行けないけれど、妻や家族に言えない

うつ病を発症した人が悩むのは、仕事に行けないことだけではありません。うつ病で仕事に行けない場合、妻や家族にもなかなか自分がうつ病であることを言い出せないため、仕事に行く振りをして同じ時間に自宅を出て、そのままどこかで時間を潰す……なんてことが普通に起こります。

この状況を何週間も何か月も続けていけば、知らぬ間に自分が追い詰められていくことになります。仕事が原因でうつ病になったさいは、守ってもらえる唯一の存在が妻であり家族であります。そのため、うつ病になった場合は、まずは包み隠さず家族に打ち明けることが何より大切となります。

「もう仕事に行けない」・「仕事ができない」と思ったときが辞め時!即日退職できる条件を揃えよう

「もう辞めたい」と思ったときが辞め時!即日退職できる条件を揃えよう

自分にうつ病の気配がある場合は、自分が思っているよりも一刻を争う事態となっていることが普通です。目に見えない心の境界線を越えてしまったら、うつ病が途端に本人を襲い、今までの人生が嘘のようにひっくり返ってしまいます。

そのため、朝の起床後や夜の就寝前などに「もう仕事に行けないかも」と思ったら、それを合図に即日退職できる条件をすぐに揃えましょう。

仕事に行けないだけじゃない!この症状を感じたらうつ病の黄色信号

  • 仕事のことを考えると動機がする
  • 怖い先輩や上司のことを考えると吐き気がする
  • 仕事を少しでも考えると形容しがたい恐怖心に襲われる
  • 自宅から出たくない
  • 常に眠気や不安が付きまとう
  • 食欲や性欲が減少する
  • 何もする気になれない

上記が続くようであれば、うつ病の入口に入っている可能性があります。うつ病とは心の病に名前をつけたもので、定義となる病状はありません。そのため、人によって症状や重度が大きく異なるのが特徴。

一般的にうつ病は発症したら、原因を解決しない限り徐々に心を蝕み続け、改善することは有りません。重度になると引き籠り、拒食症、過食症に陥り、精神病院への通院・入院など社会復帰から遠ざかってしまいます。

冒頭でもご説明したように「まさか自分がうつ病になるなんて……」こういった人たちが次々にうつ病となっていくのです。

人間関係が原因でうつ病状態になる人の対策・解決方法

人間関係が原因でうつ病状態になる人の対策・解決方法

社会人になったばかりの人に多いのが「人間関係」によるうつ病状態です。学生の頃にはなかった年上の人との良好な関係構築は想像以上に難しいでしょう。

また、管理職の人もZ世代との価値観の違いに悩まされ、また、上司との板挟みを経験することによってうつ病となることがあります。

解決策としては、まずは自分の気持ちの切り替えが大切です。職場における自分の立ち振る舞いや考え方などを改めて見直し、変えられるところは変える努力が必要です。

しかし、人間関係の問題は非常に複雑で、なおかつ第三者にはあまり理解されないことが多いです。そのようなときは、退職を視野に入れるのもいいでしょう。

いじめ・ストレスなどメンタルヘルスケアは会社に対処の責任がある

いじめ・ストレスなどメンタルヘルスケアは会社に責任がある

いじめやストレスといった会社員の多くが抱える問題は、当人同士だけではなく、会社にも対処の責任があります。従業員がいじめ被害を受けていたり、ストレス過多によりうつ病状態となった場合、会社は従業員のメンタルヘルスケアをしなければならず、怠っていた場合は会社側に慰謝料の賠償請求義務が生じます。

従業員へのメンタルヘルスケアとは具体的に下記が考えられます。

・上司はいじめやストレスなどの仕事・業務・職場・人間関係の相談に定期的に乗っているかどうか
・カウンセラーの配置や無料カウンセリングなどを行っているか
・従業員の悩みやストレスに対して解決するべく努力をしたか

例えば従業員が仕事の激務によるストレス過多でうつ病状態となった際は、会社側は仕事量を減らすなど個別の対策が必要となります。

いじめに遭っていると報告を受けた場合は、従業員の配置転換(いじめられた従業員の異動等)、いじめた従業員の処罰など対処をしなければなりません。

まずは治療を!仕事が原因によるうつ病の診断書を貰う

まずは心療内科を受診し、会社が原因とするうつ病の診断書を貰う

うつ病の気配が出たら、まずは明日にでも心療内科を受診し、治療に専念するといいでしょう。その際に重要となるのが、仕事が原因によるうつ病という診断書を書いてもらうことです。上司のパワハラ、度重なる残業、先輩からのプレッシャー、過度な仕事量と重圧、同僚からのいじめ、休日をとらせてくれない、などなど、あらゆる原因がうつ病の入り口となるので、思い当たることはすべて医師に伝えて相談してください。すぐにでもうつ病の診断書を貰うことができます。

また、治療のために休職制度を利用したり、仕事を辞めるさいに会社や上司を訴えて賠償金を得ることを考えた場合は、「仕事が原因」と記載されたうつ病の診断書が必要となります。上記でご説明したように、会社由来に依るうつ病が原因での解雇は原則できませんので、休職制度を利用させてくれないようであったり、損害賠償を請求する前に強制解雇させることを避けることができます。

仕事に行けない・できないうつ病の人に「即日退職」をおすすめする理由

休職するか(即日)退職するかを検討する

仕事に行けないうつ病の人になぜ即日退職をおすすめするのかというと、うつ病の人は往々にして精神が病んでおり、先輩や上司から「そんなことで仕事を休むなんて許されない」、「会社を辞めたって行く場所なんてないぞ」などと脅されると、気圧されて退職の決意が鈍り、いつまで経っても辞めることができなくなってしまいます。

無論、先輩や上司は仕事のことしか考えておらず、貴方の病状や将来のことなど気にもとめていません。しかし、このような劣悪な職場で働き続けるというのは、うつ病を日に日に悪くする一方でしかありません。上述したように、うつ病は原因を解決しなければ改善させることはなく、社会復帰ができなくなります。

そのため、仕事が原因によるうつ病と感じた場合は、原因(現在の仕事)から遠ざかるために、即日退職を強くおすすめします。

仕事に行けない・できないうつ病の人は、休職するか(即日)退職するかを検討する

仕事に行けないうつ病の人は、休職するか(即日)退職するかを検討する

即日退職に躊躇いがある人は、会社が用意する休職制度を利用するのも一つの手です。しかし、覚えておいてほしいのは、休職制度を利用して数か月会社を休んだとしても、休職から復帰したら、また同じ職場で同じ業務に戻るということです。

それではうつ病の問題を解決することはできませんので、できれば休職するに当たり、総務や人事と相談して、休職後は人事異動をしてもらうようにしてください。もしそれが叶わないならば、即日退職を視野に入れてもいいでしょう。

うつ病で休職をする場合は有給?無給?

休職制度に関しては法律で特段の定めがあるわけではありませんので、まずは会社の就業規則を確認してください。休職中に給料が出るか出ないかは会社によって異なり、うつ病の従業員が比較的多く発生する外資系やプログラマーなどは休職制度が手厚い印象を受けます。

しかし、もし休職制度を利用できるものの、給料が無給の場合は傷病手当金を健康保険から支給されます。仮に会社側から少しの支給があった場合は差額分を受け取ることができるので、しっかりと申請しましょう。ちなみに支給期間は最長で1年6か月となります。

>>傷病手当金の概要と申請書ダウンロードはこちらから

うつ病で退職したあとは傷病手当を受給できる

うつ病で退職したあとは傷病手当を受給できる

うつ病で退職をすると、当然のことながらその後の生活が心配ですね。しかし、日本にはしっかりと救済処置があります。一般的に会社を退職したあとに受け取ることができる手当は、「傷病手当」と「失業保険(失業手当)」の2種類があります。

傷病手当は「病気やケガによって4日以上無給が続いたとき」に申請できるもので、支給期間は1年6か月、支給額はおよそ給料の3分2となります。ただし、傷病手当の申請には自分が労務不能であることを証明しなければなりません。

うつ病は失業手当を受け取れない?傷病手当と同時に受け取れる?

一方で失業手当は「働けるけど仕事の口がない」人が生活を脅かされないように一時的に受け取る手当となります。そのため、うつ病で働けない人は受給資格がないと判断することができるため、傷病手当と失業手当は同時に受け取ることはできません。

傷病手当から失業手当に切り替えることは可能!

傷病手当を受給していたのち、うつ病が改善されて就職活動ができるようになったら、傷病手当から失業手当に切り替えることが可能です。そのため、うつ病で会社を退職したとしても最低でも2年以上は各種手当を受け取ることができるので生活の心配はそれほどありません。ゆっくりと療養するといいでしょう。

うつ病を会社に伝えて即日退職をする!ただし伝えるのは上司ではない

うつ病を会社に伝えて即日退職をする!ただし伝えるのは上司ではない

基本的に退職をする場合は、自分の直属の上司に退職を伝えるのが筋というものですし、うつ病だからといってそれは変わりありません。しかし、職場によっては、「上司がパワハラ男で、うつ病といっても気合が足りないと突っぱねられる」、「そもそも、会社に行けないうつ病の原因が上司」、「簡単に辞めさせてくれないし、うつ病をむしろ馬鹿にされる」というケースもあります。

そんなときは、あえて上司には伝えず、会社の人事や総務、もし風通しのいい会社であれば、役員や社長にメールで伝えるのもいいでしょう。上記の部署や役職の人間は、何よりもコンプライアンスを重視しており、うつ病やパワハラで訴えられることを恐れるため、退職したい従業員に対して引き留めることはありません。

うつ病を理由に診断書も添付して提出すれば、引継ぎを済ませたのち、自分の好きな日から有給休暇を取得し、その後一切会社に行かずに退職(即日退職)することも十分可能です。

会社に残りたい場合は仕事に行けない原因を解決しよう

一方で「いまの仕事は好き」、「一緒に働いている同僚はみんないい人」というケースも考えられます。このように会社に残りたい場合は、仕事に行けない原因を突き止め、それを排除するよう会社に働きかけてみるのも有効な手となります。

うつ病で仕事に行けない・できないのに即日退職ができないブラック企業への対処法

うつ病なのに即日退職ができないブラック企業への対処法

しかし、俗にブラックと呼ばれる会社の場合、人事や役員、社長含めてパワハラを働き、うつ病の従業員に対しても会社を辞めさせなかったり、有給すら使わせないで無理に働かせるところもあります。

もちろんこれは労働法に大きく違反していますので、こちら側も法律を元にしっかりとした対処を行いましょう。例えば、法律的には、いくら会社が有給を使わせないといったり、辞めさせないと言っても、従業員は有給取得日を会社に提出するだけで、上司の許可不要で休むことができます。

また、退職に対しても、従業員は退職の旨をメールなどで伝えた2週間後に勝手に辞めることができます。無論、これに対して会社側が何かしら制裁を加えたり、損害賠償を請求したり、残業代や退職金を支払わないというのもすべて違法となりますので、従業員はあらゆる手当を受け取って即日退職することができます。

過酷な仕事のせいでうつ病に。会社の対応例

度重なる過酷な残業やパワハラをする先輩上司、いじめなどが原因でうつ病になってしまう男性女性は非常に多くいます。2019年統計では、年間2000人が仕事が原因で自殺をはかり亡くなっているというデータもあります。

一方で企業側からすると、対応はまちまち。

例えば中小企業であれば、少数精鋭でやっているため、常に人材は不足しています。そのため、仕事でうつ病にかかったとしても、辞めさせてくれないのが現状。「根性が足りないからだ」、「そんなのは気の持ちようだ」などと変わらずの出勤を要求してきます。

一方で大手企業は人数は足りていますし、すぐに補充できるので、生産性が少ないうつ病の人は即解雇する傾向にあります。

仕事が原因でうつ病に。実は解雇は違法!残るか去るかは自分で決めよう

過酷な仕事のせいでうつ病に。会社の対応例

仕事が原因でうつ病となり、医師からの診断書があれば、会社側はうつ病の従業員を強制的に解雇することはできません。これは幾つか裁判の判例があり、いずれも会社側が敗訴し、従業員側の良い分がほぼ100%認めらています。

うつ病を発症した場合は、まずは会社の規則を確認して、休職制度について調べましょう。仮に会社側が休職制度を用意していない場合は、会社が従業員の管理やケアを怠っているとして賠償を請求することができるでしょう。

残りたければ賠償の請求と解雇の無効を訴えることができますし、仕事を辞めたいにしても賠償の請求は企業側に反省させるためにも、しっかりとするようにしましょう。

自分で行動する勇気がなければ流行りの「退職代行」に依頼するのも手

自分で行動する勇気がなければ流行りの「退職代行」に依頼するのも手

しかし、「そんな勇気があればうつ病にかからないと思う」、「もう心身やられて会社にたてつく体力もない」という人がほとんどかと思います。そんな時に心強いパートナーとなるのが、『退職代行』の存在です。

退職代行に依頼すれば、有給休暇の消化、残業代の申請、退職金(該当すれば)の申請、そして即日退職の手続きをすべて代行してくれます。退職代行への問い合わせから即日退職までのステップも簡単で、事情や要望をLINEのチャットで伝えて、「明日自分が持っている備品を会社の自分の机に置きますので、明後日に会社に連絡してください」と退職代行の担当者に伝えれば、それでお終い。明日がその人の最終出社日となります。

自己都合ではなく会社都合の即日退職も可能。失業保険をすぐに受け取ろう

自己都合で退職してしまうと、ハローワークで失業保険を受け取るさい、2ヵ月の待期期間が設けられてしまいます。そのため、何とかして会社都合で即日退職したいところですね。これに関しても心配は及びません。うつ病の診断書があれば、こちらから退職を告げても会社都合の退職として処理してくれますし、仮に退職時は自己都合になっていても、ハローワークでうつ病の診断書を持ち込み申告すれば、会社都合として処理してくれます。

弁護士に依頼すればうつ病の診断書は不要で即日退職できる!

あまり知られていませんが、弁護士の退職代行に依頼すれば、うつ病の診断書は必ずしも必要ではありません。民間の退職代行業者は複雑な法令やノウハウを知らないので対応は難しいですが、弁護士であれば、診断書不要で即日退職することができます。

うつ病で仕事に行けない人が退職代行を使って即日退職をするポイント

うつ病で仕事に行けない人が退職代行を使って即日退職をするポイント

うつ病で仕事に行けない人は、まずは退職代行に問い合わせをして、自分の置かれている状況を相談してみるといいでしょう。ただ即日退職だけを要望するのではなく、未払いの残業代や有給休暇の消化の希望などがあれば、退職と同時に依頼することもできますし、パワハラの実情があるのであれば、損害賠償を請求することだってできます。

退職代行の費用相場は4~6万円程度となるので、有給休暇を消化できるならば、それだけで元は取れるはずです。

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