仕事のストレスで会社に出社したくない人もいるでしょう。在宅ワークが長引いたり人間関係によるストレスで出社拒否したい場合の対処法や退職すべきかどうかを解説します。
目次
ストレスで出社したくない理由:在宅ワークが長引き出社拒否したい
新型コロナ時に企業が積極的に取り入れた在宅ワークですが、2024年以降になると全体の26%が既に出社に切り替えています。「これまでずっと自宅で仕事してきたから、引き続きリモートワークしたい」という人も多いでしょうし、実際海外では従業員が企業に対して裁判を起こしている事例もあります。突然出社を命じられることによりストレスが蓄積し、出社したくないと考えて退職をすべきか真剣に悩んでいる人も少なくありません。
まだ企業の30%は在宅ワークを一部で取り入れている調査結果もあるので、リモートワークを志望する人は、業界や職場を変えてみるのも良いかもしれません。
ストレスで出社したくない理由:人間関係が悪いから仕事に行きたくない
ストレスで出社したくない理由の1つに「人間関係が悪い」ことを挙げる人もいます。職場に一人でも自分と相性が悪い人がいたり、パワハラする上司、無視したり雑用を押し付ける先輩が存在する場合、それだけで出社したくないと強く思うものです。
休職制度の利用はおすすめできる?
仕事のストレスにより出社したくない場合、退職するのではなく休職制度を利用するのも手段の1つとして挙げられます。ただし、休職制度は以下の欠点もあることは覚えておいてください。
・休職期間中は無給
・重度の精神疾患を証明できない限り、労災申請は困難
・休職から復帰しても、元の職場に戻されることが多い
休職制度を利用する際は、まずは人事と面談して、復職後に職場や部署、業務を変えてもらえるかを話し合うのも良いでしょう。
プレッシャーがストレスになってこれ以上出社/出勤したくない
取引先への重要なプレゼンや商談、プロジェクトの立ち上げなど、仕事のプレッシャーにより「これ以上出勤したくない」と思うこともあります。新卒や転職したばかりの人は、「事前に抱いていた仕事内容やイメージと違う」と考える人もいるでしょうし、役職がついて管理職以上になった途端に、責任ある仕事に押しつぶされそうになる人もいます。
そのプレッシャーが一時的なものであれば我慢してやり過ごすこともできるでしょう。しかし、今後も断続的に続くことが予想されるのであれば、ストレスで身体の調子が悪くなる可能性も示唆されるため、早いうちに結論を出すのが得策です。
ストレスで出社したくないときは退職&転職すべき?
ストレスで会社を出社したくないと感じた場合、①職場に残りたい、②今の会社を去りたい、かのいずれかを検討するといいでしょう。職場に残留を希望するのであれば、上司に今の職場環境の改善を訴えたり、人事に休職の相談をすることになるでしょう。
一方で今の会社に未練がないのであれば、在職しているうちから転職活動を着々と進めるのが良さそうです。しかし、部署によっては仕事と転職活動の両立が難しい職場もあるので、そのときはすっぱりと退職するのがストレスをこれ以上溜め込まないポイントです。
ストレスで出社したくない!「退職代行サービス」を利用
ストレスで会社に出社したくない人の中で、「自分から職場に退職を申し出ることができない」人もいます。上司がパワハラをしていたり、出社したくない理由が職場の上司であったりと理由は幾つも考えられます。仕事を辞めたいけど言い出せない状況がずるずると続いてしまうと、ストレスが蓄積してうつ病や適応障害といった心の病にかかる可能性もあります。
そのため、退職を決断したのであれば、なるべく早く行動を起こすのが肝要となります。
辞めたいときに辞められる出勤不要の退職代行とは
退職代行サービスは「辞めたいけど辞められない」人に向けた退職手続きの代行業務です。ストレスによりこれ以上出社したくない会社員に対しても積極的な活用ができるのが特徴です。退職代行に依頼すれば、こちらの指定日時に業者が電話で会社に連絡し、退職手続きの交渉をしてくれます。弁護士の退職代行を使うことで、残業代や有給休暇の残日数の消化依頼もできます。一般企業の退職代行を利用すると、会社側が一部交渉を拒否した場合に成す術がなくなり、最悪「会社が退職手続きをしてくれない」、「上司や人事と面談することになった」、「退職日まで出社することになり気まずい」というリスクもあります。
ストレスで出社したくないのは甘えではない。体調第一に自分の将来を考えて
ストレスで職場に出社したくない、会社を辞めたいと考えるのは決して甘えではありません。会社や上司が従業員をしっかりとケアしていないことが問題の一端でもあり、また、仕事や人間関係が合わないのであれば、早々に職場を変えるのが自分のキャリアを傷つけないポイントでもあります。もしなかなか踏ん切りがつかなかったり、自分で上司に退職届を提出する勇気がないのであれば、ここで紹介した退職代行サービスの利用も視野に入れるといいでしょう。
弁護士法人「みやび」は東京に本社を置き退職代行サービスを提供している法律事務所です。
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