深夜勤務と急なシフト変更で限界に。23歳の飲食チェーン正社員が退職代行を使った理由

深夜勤務と急なシフト変更で限界に。23歳の飲食チェーン正社員が退職代行を使った理由

「辞めたくても、店を回すために自分がいなければならない」——飲食業界で働く若手正社員に多い葛藤です。この記事では、深夜労働とシフトの固定できない生活に体力的な限界を感じた23歳男性が、退職代行を使って辞めるまでの経緯と、その後の変化を紹介します。LINE相談78,690件(2026年5月時点)から見えてきた飲食業界ならではの「辞めにくさ」についても解説します。

働いていたころの状況

大手飲食チェーンに新卒で入社し、店舗スタッフとして配属されました。「食の仕事に関わりたい」という気持ちで選んだ職場でしたが、研修期間が終わった途端に現場の過酷さが見えてきました。

典型的なシフトの実態

「入社して半年ほど経つと、早番・遅番の区別がほぼ意味を持たなくなりました。アルバイトが急に休めば社員が入るしかなく、前日は閉店作業で終電近く、翌日は昼前から仕込みに入る日もありました。シフト表では休日になっていても、店長から連絡が来ると断れず、休んだ気がしないまま出勤することが増えていきました」
シフト提出

月初に希望を出すが、翌週のシフトが直前まで確定しないことも多い。友人との約束も入れられず、「来週何してる?」と聞かれても答えられない状態が続いた。

深夜シフト+翌日出勤

閉店後の片付け・発注・棚卸しが重なり、退勤が翌2〜3時になることも。翌日は昼前から出勤するシフトが入り、睡眠が4時間以下の日が続いた。

公休の当日呼び出し

「欠員が出た」「今日来られる?」と連絡が入る。社員という立場上、断りにくく、実質的に休めない週が増えていった。

休日の過ごし方

疲れを取るだけで1日が終わる。深夜帰宅→食事→風呂→睡眠のループで、起きた時点で夕方になっていることも多かった。

限界を感じた瞬間

入社1年が過ぎた頃から、身体に異変が出始めました。

  • 体重が5kg落ちた:食事の時間が取れず、まともに食べられない日が続いた
  • 眠れなくなった:疲れているのに眠れない、眠っても2〜3時間で目が覚めるようになった
  • 気力がなくなった:休日に何もしたくなくなり、友人の誘いを断り続けた
「ある日、更衣室の鏡を見たら顔色がものすごく悪くて。『このまま続けたら本当にやばい』と思いました。でも店長に言っても『みんなそうだよ』で終わってしまって。自分の問題じゃないと気づくのに、もう少し時間がかかりました」

「辞めます」が言えなかった理由

辞めたいと思っていても、実際に口に出せなかった理由がありました。店が慢性的な人手不足で、自分が辞めることで残るアルバイトスタッフに迷惑がかかるという罪悪感。そして「根性がない」「甘えている」と思われそうで、怖かったのです。

飲食業界が「辞めにくい」3つの理由

LINE相談78,690件(2026年5月時点)の中で、飲食業界からの相談は件数が多く、「辞められない」理由には共通したパターンが見られます。

① 人手不足による罪悪感

辞めたいと思っても、すぐに言い出せなかった理由は人手不足でした。自分が抜ければ、店長か他の社員がその分のシフトに入ることになる。アルバイトの子たちにも迷惑がかかる。そう考えると、退職したいという気持ちを口にするだけで、裏切っているような感覚がありました。

② 「根性論」が根強い文化

職場では「飲食はきつくて当たり前」「若いうちは踏ん張る時期」という空気もありました。体力的に限界だと感じていても、それを弱音として受け取られそうで、上司に相談することもできませんでした。店長自身も常に忙しそうで、相談できる雰囲気ではなかったのです。

③ 店長・社員への直接申告のハードル

毎日顔を合わせる職場で「辞めます」と言い出すこと自体が大きなプレッシャーです。言い出した後の気まずさ、引き止められたときの断り方が分からない——そういった不安で踏み出せない人も少なくありません。

シフトの穴を理由に引き止められそうな方や、上司に退職を切り出すこと自体が難しい方は、ひとりで抱え込まずに相談してみる方法もあります。

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退職代行を知ったきっかけ・迷った理由

きっかけはYouTube

深夜勤務明けにスマホをぼーっと見ていたとき、退職代行を紹介する動画が流れてきました。「会社に一切連絡せずに辞められる」という内容に最初は半信半疑でしたが、調べていくうちに「これなら自分にもできるかもしれない」と思うようになりました。

迷った点

  • 費用:数万円の出費を「もったいない」と感じたが、「このまま1ヶ月働き続けるダメージを考えたらむしろ安い」と考え直した
  • 後ろめたさ:「逃げているみたいで嫌だ」という気持ちがあったが、「自分の健康を守ることは逃げじゃない」と割り切った
  • 弁護士か民間か:万が一トラブルになったときのことを考え、弁護士が対応するサービスを選んだ
「正直、最初は『退職代行なんて使う人の気持ちが分からない』と思っていました。でも自分がその立場になってみると、直接言い出せない理由がちゃんとあって。弱いんじゃなくて、追い詰められていたんだと思います」

実際に依頼してみた流れ

深夜0時・LINE相談

深夜勤務が終わったタイミングでLINEから相談。24時間対応だったため、その場で話を聞いてもらえた。

翌朝・依頼確定・入金

料金と流れの説明を受け、翌朝に正式依頼。「次の出勤日に連絡してほしい」と伝えた。

出勤予定日の朝・会社への連絡

退職代行から店長に連絡が入る。有給消化の申請と退職日の通知が同時に行われた。

店長からの反応

「本人と話したい」という連絡が代行側に入ったが、「本人は対応できない状態です」と代行側が対処。以降の連絡はすべて代行経由になった。

有給消化→退職

有給残8日を消化し、2週間後に退職完了。制服は郵送で返却。

「出勤予定の朝、普段なら制服に着替えてる時間に布団の中にいました。あの解放感は今でも覚えています。会社から連絡が来たらどうしようとドキドキしていたんですが、全部代行が対応してくれて、結局自分には何も来ませんでした」

辞めた後の変化

退職後、睡眠・食欲・体重が段階的に戻ってきたというケースは飲食業界出身者に多く見られます。

身体・生活の変化

  • 退職翌日から「次の出勤がない」という安堵感で、久しぶりに朝まで眠れた
  • 1週間で食欲が戻り、1ヶ月で体重が3kg戻った
  • 友人と会える時間ができ、「普通の生活」を取り戻せた実感があった

その後の選択

退職後は1ヶ月ほど体を休め、その後は日勤固定・土日休みの事務職へ転職しました。「飲食が嫌いになったわけではないけど、今は規則正しい生活がしたかった」という判断です。転職活動は約3週間で内定が出ました。

「辞めてみて初めて、自分がいかに限界だったかが分かりました。あの生活が当たり前だと思っていたんですが、今と比べると全然違う。もっと早く決断してよかったと思っています」

同じ状況の人へ伝えたいこと

「飲食はきつくて当たり前」という言葉で自分の状態を正当化し続けていると、気づいたときには身体が先に限界を迎えることがあります。体重が落ちた、眠れなくなった、気力がなくなった——これらは、環境を変えるべきサインかもしれません。

退職を「逃げ」と感じる必要はありません。自分の健康を守ることは、最も基本的な自己管理です。直接言い出せない状況であれば、退職代行という選択肢を検討してみてください。まずはLINEで無料相談だけでもしてみることをおすすめします。

飲食業界で限界を感じている方へ

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よくある質問

飲食チェーンの正社員でも退職代行は使えますか?
使えます。雇用形態に関わらず、退職代行サービスは正社員・パート・アルバイト問わず利用できます。弁護士が対応するサービスであれば、有給消化や未払い賃金の交渉なども含めてサポートしてもらえる場合があります。
「辞めたら店が回らない」と言われても退職できますか?
退職できる可能性があります。会社の人員不足は会社側が解決すべき問題であり、それを理由に退職を拒否することは法的には難しいとされています。正社員など無期雇用の場合、退職の意思表示から原則2週間で退職は成立します。
深夜勤務で体力的に限界です。退職代行はすぐ動いてもらえますか?
多くの退職代行サービスは24時間LINEで相談を受け付けており、依頼後は翌営業日から動いてもらえるケースが多いです。次の出勤日に間に合わせたい場合は、その旨を相談時に伝えるとよいでしょう。
有給が残っていますが、退職代行で消化できますか?
消化できる可能性があります。有給休暇の取得は労働者の権利であり、弁護士が対応する退職代行であれば有給消化の申請も代行してもらえます。会社が拒否しようとした場合も、法的な観点からサポートを受けられる場合があります。
退職後の転職活動に影響はありますか?
退職代行を使ったこと自体は、転職先に通知されるわけではありません。採用面接では「一身上の都合により退職」と伝えることが一般的です。飲食業界から異業種への転職も珍しくなく、事務職・サービス業・物流などへの転職実績も多くあります。
退職代行ガイド編集部(弁護士監修)
弁護士法人が運営する退職代行サービス「退職代行ガイド」の編集チームが執筆・監修。LINE相談累計78,690件(2026年5月時点)のデータをもとに、実際の相談事例に基づいた情報を発信しています。
最終更新:2026年5月

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