美容師を辞めたいときの対処法「退職代行」と相談先紹介

美容師も過酷な業界の1つで、パワハラや違法労働などで辞めたいと考える人が大勢います。ここでは退職代行を使って明日から仕事に行かない方法と相談先を紹介します。

美容師が仕事を辞めたい理由：人間関係が悪い。パワハラが酷い

美容師が仕事を辞めたい大きな理由の1つが「人間関係」です。美容院の職場は数名の美容師やアシスタントが1日中慌ただしくしているため、先輩上司も強くあたりがちです。また、営業時間が終わったあとも清掃や勉強会などがあり、帰りが夜遅くなることもざらです。

美容院の職場は決して広くありませんし、気分転換に外に出ることもありません。いつも決まった同僚上司と顔を合わせることになるので、人間関係が悪いと日に日に精神が追いつめられてしまいます。

美容師が仕事を辞めたい理由：給料・福利厚生が悪い

また、美容師の平均年収は300万円程度と低く、店長もしくは独立しない限り年収は平均サラリーマン以下となるのも辞めたい理由の1つです。在職している美容サロンの企業規模によって昇進のスピードが大幅に変わり、将来設計に大きく影響することも退職理由となります。

また、美容師は基本的に土日は出勤しなければならなく、家庭を持つと生活のバランスが乱れてしまいがちです。忙しいときは体調不良時でも出勤しなければなりませんし、有給休暇の取得率は年平均37％と他業界と比較してもかなり低いことが挙げられます。1日立ち仕事のため、40～50歳を過ぎても昇進できないことを考えると、将来に対して大きな不安が残ります。

美容師を辞めたいけど辞められないケースも多い

美容師を辞めたいけど辞められないケースは「人数が足りないから」と引き止められることが最多の理由です。「一緒に働いている仲間が困ってるのにひとりだけ辞めちゃうの？」と言われたら誰でも辞めづらくなってしまいます。

また、フリーランスや業務委託で働いている人の中には「辞めるって言ったら店長から違約金を請求された」と立場が危うくなっている人も見受けられます。辞めたい美容師も店舗の店長もお互い法律の知識がないため、感情論だけで話を進めようとすると、このような「辞めたいけど辞められない」トラブルに陥りがちです。

サロンを1日も早く辞めたい美容師は「退職代行サービス」の利用がおすすめ

美容室を辞めたいけど辞められない、あるいは辞められるけど3か月後と言われた、といった場合は「退職代行サービス」の利用を検討してみるのも良いかもしれません。

退職代行は業者の担当者が依頼者に美容師に代わって職場に連絡し、法律に基づいて退職手続きを交渉するサービスとなります。従業員の退職は一般的には会社の就業規則に基づいて行われますが、早く辞めたい場合は就業規則を無視して合法的に労働契約を解除できます。このように自力で職場の上司と交渉するのは困難な退職手続きを代行してくれるのが退職代行サービスの特徴です。

辞めたい美容師が退職代行を利用：転職サポートがある業者がおすすめ

退職代行は一般企業と弁護士と合わせて全国で数十社と存在しますが、その中でも仕事を辞めたい美容師におすすめの業者は「転職サポート」を提供しているところとなります。

美容師の中にはスタイリストを諦めて、まったく別の業界・業種・職種への転職を検討している人も大勢います。退職代行業者の中には転職エージェントと提携しているところもあり、信頼できる求人を斡旋してくれるはずです。昨今は弁護士事務所の中にも転職サポートを提供しているところもあります。「いまの職場はブラックだから、次はホワイト企業に転職したい」と考えている人は積極的に利用するといいでしょう。

弁護士法人「みやび」は東京に本社を置き退職代行サービスを提供している法律事務所です。

「無料LINE相談」、「即日対応可」、「転職サポート」、「残業代・退職金・慰謝料各種請求」に対応。退職代行の利用は基本料金5万5000円（税込み）と一般企業並みの安さも特徴。

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