歯科院長からパワハラされる場合は速攻で退職を!

歯科院長からパワハラされる場合は速攻で退職を!

歯科医として働く人にとって、職場の人間関係は非常に重要。特に歯科医院の場合は、歯科院長の人柄によって大きく環境が左右されます。歯科院長がパワハラをしてくる場合もあるでしょう。今回は歯科院長のパワハラと退職について詳しくご紹介します。

歯科医院でパワハラはあるある?性格の悪い院長が多い理由

歯科医院でパワハラはあるある?

歯科院長から歯医者や歯科衛生士に対してのパワハラは、実はよくある話です。というのも、歯医者の多くは個人開業医であり、歯科院長=経営者である場合が大半であるため、「院長がルールで絶対」となります。

また、多くの歯科院長は医大を出て閉鎖的な歯科医院一筋で働いたのちに起業するため、社会というものを知りません。ゆえに世間知らずで自分勝手の院長がほとんどです。

そんな歯科院長のもとで働き続けるならば、よほど忍耐力のある人でないとやっていけず、開業から何年経ってもスタッフが定着しない歯科医院も数多くあります。

歯科院長夫人がパワハラをすることも多い

歯科院長夫人がパワハラをすることも多い

歯医者の従業員にパワハラを働くのは歯科院長だけではありません。院長夫人によるパワハラも実は多発しています。実際の歯科医院の経営は院長夫人が行っていることも多く、

  • 何も仕事をしないで小言をいって帰る
  • 有給をとらせてくれない
  • 患者の前で見せしめのように叱咤する

といったパワハラ行為をする夫人が多いようです。また、院長に可愛がられている若い女性歯科医師や歯科助手・歯科衛生士などもパワハラの対象です。

歯科アシスタントや研修医にパワハラをする院長も多い

歯科アシスタントや研修医にパワハラをする院長も多い

歯科院長の中には歯科助手や衛生士、事務といったアシスタントの人や研修医に対しても高圧的なパワハラやセクハラをする人がいます。

院長によってはアシスタントや研修医の私生活をずかずかと質問したり、業務中に「これやっといて」と業務を丸投げする人がいますが、これらも指導医としてのモラルを欠いたパワハラ行為とみなされます。

歯医者は人間関係が最悪の業界の1つ!事例も紹介

歯医者は人間関係が最悪の業界の1つ!

歯科医院・歯医者に勤務している人の多くは口をそろえて「歯医者はどこの職場も人間関係が最悪」と言います。もちろん人間関係が良好な歯医者だって多いでしょうが、少ない従業員と狭い職場、人間性に問題のある歯科医院長と三拍子揃ってしまうと、職場の人間関係は一向に改善することはないでしょう。

過去には性格の悪い院長に逆襲するため、歯科医院のスタッフがある日突然全員辞めてしまった事例もあります。

歯科院長から毎日パワハラ!判断基準とは

歯科院長から毎日パワハラ!パワハラの判断基準とは

歯科院長から自分は毎日パワハラされている!という人は、まずはその歯科院長の行為が指導なのかパワハラなのか考える必要があります。パワハラは判断に難しいものがあり、見極めることが大切です。以下は厚生労働省が公開しているパワハラにあてはまる行為等です。

  • 優越的な関係に基づいて行われる行為(例:解雇や賞与の減額をほのめかす等)
  • 業務の適正な範囲を超えている行為(例:その者の能力を超えた業務を与え、「こんなこともできないのか!」と怒鳴る、業務と関係ないことをさせる)
  • 身体的・精神的な苦痛を与えたり終了環境を害する行為(例:仕事を与えない、暴力を振るう、就業意欲を低下させる行為)

これらはほんの一例であり、他にもパワハラに該当する行為はいくつも挙げられます。「パワハラかな?」と感じたら、まずは上記の1〜3の行為にあてはまっているかどうかチェックしてみてください。

歯科院長のパワハラは残念ながら治らない。今すぐ辞める決断を

歯科院長のパワハラは残念ながら治らない。今すぐ辞める決断を

残念ながら、パワハラをしている歯科院長本人は、パワハラではなく指導と思っている場合が多いですし、その医院のトップである院長に改善をお願いすることは難しいでしょう。

このような理由から、院長からパワハラを受けている場合には早期退職することをおすすめします。今現在も辛い状況に置かれている方もいるのかもしれませんが、これ以上酷い状況を招かないためにもなるべく円満に退職することをおすすめします。

ただ、退職までの間にパワハラが加速した場合には、退職代行や弁護士など第三者に頼り、自分を守るようにしてください。場合によっては慰謝料として賠償請求をすることもできます。

パワハラをするような歯科院長は、逆に上からの強い力に対しては、すぐに屈服するので、弁護士に退職代行と慰謝料の請求を依頼して電話を一本してもらうだけで、パワハラの歯科院長は簡単に示談金を払ってくれるケースがほとんどです。

歯科院長のパワハラ問題。退職理由はどうする?

歯科院長のパワハラは治らないため、早期退職を心がける

歯科医院のトップである歯科院長がパワハラをしていても、歯科院長のワンマン経営の場合は、誰も意見を言うことができないという現状があります。そんな状況下で無理をして働くくらいなら、早めに退職することを心がけましょう。

「でも退職理由はどうするの?」と不安に思う歯医者もいるはずです。性格の悪い院長に「院長のパワハラが酷いので辞めます」と言うこともできません。そんな時は以下の退職理由を申し出てみてはいかがでしょうか。

  • 引っ越しをする
  • パートナーの仕事の都合で自分も手伝わなければならない
  • 育児に専念
  • 他業界への転職を考えている

などが有効です。

「パワハラをする歯科院長が退職届を受け取ってくれない」場合はどうする?

パワハラをする歯科院長の中には、歯医者が提出した退職届を受け取ってくれない人もいるでしょう。しかしご安心下さい。そもそも退職届は自分の退職の意思表示というだけで、法律的に提出する義務はありません。もしどうしても受け取ってくれないのであれば、退職届は必要ありませんし、メールで退職の旨を一言送っておくだけで十分です。

歯科院長をパワハラで訴えることは可能?

歯科院長をパワハラで訴えることは可能?

パワハラを日々受けている歯医者の中には「もう我慢の限界。訴えたい」という人もいるかもしれません。実際弁護士事務所や退職代行業者の元には、大変多くの歯科医のパワハラ依頼が届いています。

院長をパワハラで訴えるためには「証拠」が必要です。パワハラされている様子の動画・音声録音が最も適していますが、なければ日記でも構いません。ただし、日時やパワハラの内容をできるだけ具体的に記述している必要があります。

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