生命保険を中心に保険営業はどこの業界も非常に過酷です。職場の人間関係をはじめ、先輩や上司がパワハラを振るうことも日常茶飯事のところも実際少なくありません。
「いますぐ保険営業を辞めたい」、「もう転職したい」という人に向けて、保険営業の退職のコツや、上司に伝える転職理由、どうしても今すぐ辞めたいけど辞められない状況に陥っている場合の即日に辞める方法を詳しく紹介します。
目次
保険営業の仕事を辞めたいならすぐに転職すべき理由
現在生命保険など保険営業の仕事をしていて、「もう明日にでも辞めたい」、「家に帰って翌朝出勤することを想像するだけで吐き気や涙が出てくる」と言う人もいます。
そんな人はうつ病の一歩手前、もしくはすでに心の病にかかっている可能性が高いので、一刻も早く対処しなければなりません。保険営業の仕事を辞めなければ、いまの問題は根本的に解決ができないため、基本的に仕事を辞めて転職することが推奨されます。
保険営業を辞めたい場合の上司に言う退職理由
保険営業を辞めたい場合、まずは自分の直属の上司に言うのが良いでしょう。先輩に相談するのも良いですが、先輩が上司寄りの人であったり、何かしらのタイミングで仕事を辞めたいことが上司の耳に入ってしまった場合、立場が危うくなるので注意が必要です。
保険営業を辞めたいときに上司に告げる退職理由は以下がおすすめです。
- 転職先が決まっている
- 実家に帰省（家族の問題）
- 仕事が原因で心身が疲弊している
などです。転職先が決まっていると言うと上司によっては怒るかもしれませんが、「今月末日を退職日に辞めさせていただきます」と覚悟を持っていえば、上司もそれ以上引き止めることはしないでしょう。
仕事が原因によるうつ病を匂わせる方法もおすすめです。昨今はどこの保険業界も従業員の働き方改革を実施しているので、上司からすると、自分の部下でうつ病がでてしまうと、自分の人事評価も下がってしまうため、それであればうつ病であることが会社にバレないうちに辞めてもらった方がいいと考える人もいます。
注意点としては、この場合は失業保険の受給を考えたら、必ず会社都合退職でなければなりませんので、場合によっては医師からの診断書も必要です。
保険営業を辞めるべき理由。休職はあまり意味がない
「保険営業を辞めたいけど休職するかで迷ってる」と言う人もいるかもしれませんが、保険営業に関して言えば、休職はおすすめできません。
通常、休職後は人事と面談の後、別の部署に異動することで同じ会社で働き続けることができますが、保険営業はそのような融通が利かないため、休職で数か月休んだあとは再び保険営業に戻らなければなりませんので、根本的な解決はできません。
保険営業を辞めたいときは転職エージェントに相談・支援してもらう
保険営業を辞めたいときは転職活動を先にはじめるのもいいでしょう。自分の中でも「絶対に仕事を辞めてやる」と言う覚悟ができます。また、転職紹介サイトに登録すればエージェントが担当に付いてくれるので、いまの保険営業の職場状況を説明して、おすすめの退職方法を教えてくれるかもしれません。
また、この時点で保険営業の上司に提出する退職届も準備しておくと、より仕事に区切りをつけやすくなります。保険営業を辞めたくても辞められない原因は何も上司がパワハラをするだけではなく、上司や先輩が良くしてくれるからこそ、引き止められたらなあなあで働き続けてしまうこともよくあるパターンです。
しかし、どんなに良い上司もあくまでも仕事だけの関係であって、自分のこれから先の人生に責任を持ってくれるわけではありません。「職場の人に迷惑がかかる」、「契約してくれたお客さんに対して罪悪感を感じる」という気持ちはここでは不要です。
保険業界の中でも生命保険（生保）の営業職は離職率が7割以上
保険業界は生命保険と損害保険が主な業種となりますが、その中でも生命保険の営業職は非常に過酷とされ、会社によっては離職率が7割以上とも言われています。
一般的に離職率は新卒3年以内で計算されますが、生命保険の営業は第二新卒や転職組が多く、年齢層も20代から40代とさまざまです。
ただし、生命保険の営業は生保レディと呼ばれるように、基本は女性で構成されます。メンタルに弱い人も多いですし、家事や育児との二足の草鞋に心身ともに疲弊してしまう人が非常に多く見受けられます。
保険営業はノルマが厳しく上司からパワハラを受けることも多い
保険営業の毎月の営業目標は、職場の目標と個人の数値が分けられて評価されます。当然自分の収入に大きく左右されるのは個人の営業成績であり、ノルマの達成度合いとなります。
しかし、個人の営業成績が芳しくないと上司から怒鳴られたり、パワハラを受けることも日常茶飯事です。個人の営業成績が目標未達だと、当然職場の月間目標も苦しくなり、上司の給料にも影響されます。そのため、上司は常に神経をとがらせて保険営業員の成績を確認することになります。
保険営業はプライベートがなく20代は収入が安定しない
保険営業は上述したように肉体的にも精神的にも過酷な職種となります。特に「私は人と話すのが好きだから」、「以前も別の業界で営業していたから」と軽い気持ちで保険営業に就職すると、給料に対する個人成績の比重が大きくびっくりします。
また、20代のうちは若さもあり、お客からあまり信頼を得られないため契約件数もベテランと比較すると目に見えて少ないです。
生保レディの保険営業は個人宅への訪問がメインのため、必然的に土日になることが多く、また当日になってアポがキャンセルされるケースも少なくなく、結果として土日出勤した上で代休も取らせてくれない、なんてことが普通にあります。
有給を取りたくとも月の営業成績が悪いと上司は受理してくれませんし、「目標いってないのによく休めるね」などと嫌みを言われてしまいます。これも保険営業を辞めたいと決意するタイミングです。
保険営業を辞めたいけど辞められない時に即日退職する方法とコツ
保険営業を辞めたいけど辞められない人におすすめしたいのが、「退職代行サービス」の利用です。
- 上司からパワハラを受けて辞められないでいる
- 辞めようとするといつも引き止められる
- 退職届を受け取ってくれない
- 3か月後に退職できると言われたが待てない
- 当月もしくは明日から会社に行きたくない
退職代行はそんな悩みを持つ人におすすめできます。弁護士に退職代行を依頼すれば、明日から会社に行かないことも可能ですし、有給消化ももちろん可能です。場合によってはパワハラの慰謝料、未払いの残業代や退職金の請求も可能です。
料金は退職だけなら5万円と安いですし、何かしらの法的な請求に関しても成功報酬（2～3割）となるので、赤字になるような支払いはありません。
以下は退職代行を請け負う弁護士の中でもLINEのテキストチャットで相談から依頼受注までできる老舗弁護士です。業界では名の知れた弁護士事務所となるので、一度相談してみてください。
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