sesが契約の途中で現場を退場したい場合はどうする?問い合わせ先も紹介!

sesが契約の途中で現場を退場したい場合はどうする?問い合わせ先も紹介!

sesの中には「契約途中だけど現場を途中退場したい」という心身が限界にきている人もいますね。そこで、ここでは契約途中で現場を退場する際のリスクと回避方法、そして相談先となるおすすめの退職代行業者もご紹介します。

sesが契約途中で現場を退場したくなる定番の理由

sesが契約途中で現場を退場したくなる定番の理由

一般的に客先常駐のsesは有期雇用となり、2か月から6か月の間でベンダー側と契約を交わします。sesの業界では客先常駐先のクライアントの元で、これ以上働けなくなることを「退場」と呼び、契約期間中の退場を「途中退場」と呼んだりします。

ちなみに退場するのはあくまでもクライアントの現場であり、sesはベンダーに事情を話して出向先の現場を変えてもらうようお願いすることになります。そのため、「退職」ではありません(退職と言う表現はベンダー契約を解除するときに用います)。

では、sesが契約期間中に現場を途中退場したくなる理由は、どういったものが定番なのでしょうか。

自分のスキル不足のため(途中)退場したいsesも多い

まず挙げられる理由の1つが「自分がスキル不足」であることです。クライアントの職場に出向しても「何をすればいいのか分からない」、「先輩の仕事や会議の話についていけない」といった問題を抱えているsesは実は少なくありません。特にインフラ系のエンジニアは最初に学習しなければならない膨大な知識量の一方で、現場での仕事内容はまったく異なり、「あれだけ勉強して資格もとったのに、何の仕事もできない」と精神的に参っている人が多くいます。

精神的につらくなったsesは1ヵ月から半年で途中退場したくなる

大卒や初めてsesの業務に就いた人の中には、就業してすぐに「自分には合わない」とsesを辞めたいと感じる人が多くいます。sesの場合は他の業種よりも早い段階で心身の限界がくるようで、働き始めてだいたい1か月から半年の間で途中退場を考える、あるいは実行に移すようです。

もちろんベンダーの担当者やクライアントに事情を説明してスムーズに辞めることができればいいのですが、sesの環境によってはなかなかうまく辞めることができない職場も多くあります。基本的にベンダーはsesの派遣先であるクライアントに逆らえない力関係にあるため、ベンダー側がイニシアティブをとってくれないと、派遣先でパワハラやセクハラ、モラハラの被害に遭うsesもいます。

sesは実際に途中退場して現場を変えることはできるの?

では、sesは実際に今働いている職場を途中退場して、現場を変えることはできるのでしょうか。
まず、今の現場を途中退場する場合は、ベンダー側に相談することからはじめますが、当然ベンダーの営業はいい顔はしません。

断られる定番の理由としては「君のスキルで働けるのはここだけ」、「いまは派遣できる現場がない」、「このお客さんはお得意様だから変えられない」といったものです。いずれにせよ、「精神的に参っている」、「残業が多い」くらいの理由で現場を変えることは難しいケースが多いです。

ただし、昨今はベンダー側がsesのスキル向上目的に1年程度で現場を異動させる体制を持つところもありますので、あくまでもsesが所属しているベンダーの会社体質次第といったところです。

sesが契約途中で現場を退場したい場合のやるべきこと

sesが契約途中で現場を退場したい場合のやるべきこと

通常の流れとしては、ベンダーの担当者に現場を変えてほしい、あるいはベンダー元を退職する旨を伝えることになります。客先常駐であるsesは職場との雇用契約はありませんので、職場(クライアント)の上司に伝える必要はありません。

しかし、契約途中でベンダーを辞める場合は、①契約終了まで我慢する、②契約の途中終了を申し出る、のいずれかを選択することになります。もし職場環境が劣悪であったり、ベンダー側の対応に納得いかず、精神が病んでいるようならば、②を選択せざるを得ないこともあるでしょう。

契約途中でも実は現場を退場してベンダーも退職できる!

契約途中でも実は現場を退場してベンダーも退職できる!

契約途中の場合は、ベンダー側は突然辞められても困るため、何とかして引き留めようとします。「途中で退職されると取引先に違約金を払わなければならないから、貴方に賠償請求するよ」と言われることもあるかもしれません。

ただし、sesが働いているポジションにもよりますが、一般的にベンダーから損害賠償や違約金を請求されても、sesは支払う必要は全くありません。仮に取引先がベンダーに違約金の支払いを求めたとしても、それはsesには関係ないこととなります。もっといえば、ベンダー側はすぐに代わりの人材を取引先に派遣しなければならなかったため発生した違約金なのであれば、これはベンダー側の人材管理の怠慢となります。

ただし、上記のようにsesが契約途中で現場を退場、及び派遣元を退職する際は、何かとトラブルがつきものです。

契約途中でsesの現場を退場したい場合は弁護士の退職代行に相談しよう

契約途中でsesの現場を退場したい場合は弁護士の退職代行に相談しよう

契約途中で派遣先の現場を退場したいsesは、上述したようにトラブルに備えて退職代行業務を提供している弁護士に相談してみるのがいいでしょう。

sesはブラック体質のベンダーも多いので、もし自分が所属している企業がブラックだと思ったら、本当に損害賠償や違約金を脅し取ってくる可能性があります。心身が弱っているときに「裁判するぞ」などと脅されたら、つい払ってしまったり、辞める決心がつかないで、退場に失敗して再び劣悪な職場に戻ることになるかもしれません。

そうなってしまっては将来も見えてきませんので、なるべく早く弁護士に依頼してケリを付けるのがいいでしょう。
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