幼稚園・保育士を1年目で辞めたいときの確認事項

幼稚園の教諭や保育士に就職したけど、1年目でもう辞めたいと考えている人も少なくありません。ここでは退職届を出す前に確認してほしい自分の気持ちや将来のこと。及び園長や他の先生たちと辞めるにあたってトラブルが想定されている方に向けて、スムーズに辞めるコツをご紹介します。

幼稚園・保育士を1年目で辞めたいと強く考える理由。どれに当てはまる?

幼稚園・保育士を1年目で辞めたいと強く考える理由。どれに当てはまる?

憧れだった幼稚園の教諭や保育士に就職しても、中には1年目ですでに「仕事に向いていないから辞めたい」と考える人もいます。1年目で辞めたいと言うと少し早すぎる気がしますが、どのような理由でこれ以上働き続けることが我慢できなくなるのでしょうか。

1.1年目で担任をもって苦労しているとき

幼稚園の教諭や保育士では、1年目でクラスの担任を受け持つことがあります。基本はベテランの先生が副担任に就いてくれるので、分からないことなどは随時フォローをしてくれますが、それでも日ごろの活動や連絡帳の記入などは自分でやらなければなりませんし、副担任との関係も大事にしなければなりません。

1クラスに1人か2人は必ずと言っていいほど問題児がいるので、その問題児とうまく向き合うことができないと、ベテランの先生から「やっぱりあなたはダメね」、「愛情がないのよ」などと落第のレッテルを貼られてしまいます。そのような日々が続くと、1年目であっても仕事を辞めたいと感じてくるのも自然なことです。

2.子供から嫌われていると実感したとき

幼稚園教諭や保育士になると、毎日たくさんの子供に囲まれて、わいわい遊ぶことができるとイメージしている人もいますが、先生の中には「明らかに私のことを嫌ってる」、「ほかの先生の言うことはきくけど、私の言うことは絶対に聞かない」、「何もしていないのに、私にぶたれたと周りに嘘をついている」といった深刻な悩みを抱えている人もいます。

園長や他の先生たちも自分のことを疑心暗鬼になり、日に日に自分の立場がなくなってきます。
「私は幼稚園(保育士)に向いていないんだ」と考えるようになり、就職1年目でもう退職を決意するようになります。

幼稚園・保育士の先生とママ(保護者)との人間関係を築くのは大変

幼稚園・保育士の先生とママ(保護者)との人間関係を築くのは大変

幼稚園や保育士1年目は、仕事や人間関係に馴染むのに大変苦労します。職場の先生たちの中には、肌に合わない人もいるでしょうが、基本的に教諭は同じ職場となるので、一緒に働きたくない人がいれば、辞めるのが近道となります。

また、先生だけではなく、子供のママさん(保護者)との関係も大切です。子供は平気で嘘をつきますので、「大きな声で先生に怒鳴られた」、「叩かれた」と親に言うこともしばしばあります。近年は防犯カメラを設置している幼稚園も増えてきましたが、確認するのも時間がかかりますし、幼稚園側としても親が怒鳴り込んできたら、陳謝するしかありません。

幼稚園・保育士を辞めたい!辛いと思ったときに確認するべきこと

幼稚園・保育士を辞めたい!辛いと思ったときに確認するべきこと

幼稚園や保育士でこれ以上働き続けることが辛いと考え、辞めたい場合は、下記のこと今一度確認してみてください。

1.幼稚園(職場)の人間関係は良好であり、問題は児童
2.待遇や働き方自体には満足している
3.幼稚園や保育士の仕事や子供のことは相変わらず好き

もし上記のいずれかに当てはまるのであれば、もう少し我慢してみるのはどうでしょうか。
特に教諭になって1年目であれば、必ず障害はあるものです。

しかし、上記のように職場や同僚との人間関係はうまくいっているのであれば、まずは様子を見るのがおすすめです。なぜなら就職1年目から風通しのいい職場で働けるのは、かなり貴重たからです。

一方で、職場の先生たちとの関係が悪く、尊敬できる先輩もいなく、幼稚園・保育園に愛着がないのであれば、就職1年目であっても退職を選択するのもありと言えます。

また、子供への愛着が薄れてしまった場合も然りです。

幼稚園・保育士の1年目・年度途中でも簡単に辞められる!無理はしないで

幼稚園・保育士の1年目・年度途中でも簡単に辞められる!無理はしないで

幼稚園や保育士の退職は一般的には年度末と言われていますが、それはあくまでも円満退職の場合です。心にダメージを負っている状態の場合、「できるなら明日から行きたくない」と思っているはずです。

そんなときは年度途中待たずして退職することができます。通常の法律に当てはめると、幼稚園側に退職の旨を伝えた2週間後に強制的に労働契約を解除(退職)することができますが、すでに鬱の症状が表れていたり、これ以上の出勤は耐えられない、という状況においては、2週間待たずにして辞めたいときに辞めることができます。

ただし、いずれにしても当月中に退職する場合は職場の中でトラブルに発展することもあります。幼稚園によっては園長先生が「突然辞められても困る」と退職を認めないケースも散見されます。

その場合は、退職代行に相談してみてください。
LINEアプリで無料チャットによる相談や依頼を受け付けています。辞めるにあたっての準備事項もすべて代行してくれます。

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