「いまの職場を働き続けるか迷っている」
「仕事を辞めるか続けるか決断できないでずるずる先延ばししている」
など仕事を辞めるか続けるかを悩んでいる人は。往々にして「決断」するタイミングを模索しているものです。
そこで、今回は仕事を辞めるか続けるかの決断基準や辞めることを決めたあとに実行してほしい退職方法を紹介します。
目次
仕事を辞めるか続けるか決断できない理由
仕事を辞めるか続けるか決断できない人は幾つかの共通点を有しています。自分に原因がある場合もあれば、職場の同僚上司や会社の方針、就業規則に問題があるケースもあります。
人間関係や仕事は好きだけど将来性がない。給料が安い
職場の人間関係は良好。同僚ともうまくいっているし、上司も優しくて良い人。ただ、会社が小規模で将来性がなく、また給料も安く昇給も見込めない、といった場合、これ以上働き続けるかで悩むことになります。
仕事を辞めるか続けるか決断できない場合、大抵のケースで仕事と私生活を天秤にかけます。しかし、会社自体はホワイト企業の場合は居心地がよく、転職して私生活が変わるのが不安になってしまいがちです。
自分の性格上の問題。上司から引き止められて仕事が辞められない
もう1つの理由は「自分の性格上の問題」です。
- ・辞めたい旨を伝えても上司から引き止められてしまう
- ・転職できるか不安で今の会社でずるずると働き続けている
- ・自分の性格上辞めたいと強く言えない
仕事を辞めるか続けるかは「転職活動状況」で決断する
仕事を辞めるか続けるか、なかなか決断できない人は「いまの転職状況」を考えてみてください。既に転職エージェントに登録して積極的に面接を受けている状況であれば、内定後にスムーズに勤務開始するために、1日でも早く今の会社を退職するのがおすすめです。
また、「転職活動しているけど、なかなか決まらない」と言う人も、退職すれば失業保険が受給されるので、生活はそれほど苦しくはならないはずです。自己都合退職で失業保険の受給が遅い場合でも、現在日本の有効求人倍率は1倍以上なので、探せば必ず見つかる状況にあります。
仕事を辞めるか続けるかは 「将来への不安と給料」で決断する
仕事を辞めるか続けるかを決断する基準として、「いまの会社に対して将来が期待できるかどうか」で決めるのもおすすめです。どんなに居心地のいい会社で仕事も充実していても、会社規模が一向に大きくならないのであれば、将来倒産する可能性もありますし、自分が置かれている立場が危うくなることもあります。
「給料よりも仕事の充実度が重要」という考えもありますが、結婚して子供ができたり、車・住宅の購入などを考えれば、やはり収入は人生の幸福度にある程度直結するはずです。
もし機会があれば役職のある自分の上司に年収をそれとなく聞いてみるといいでしょう。「係長になってもこのくらいなのか」と将来の年収がある程度分かれば、いまのうちに転職すべきかの基準となるはずです。
仕事を辞める「退職の決断」は早い方が良い理由
仕事を辞める退職の決断はなるべく早いうちにするのがおすすめです。すでにいまの会社を辞める決断をしていると、なかなか仕事にも身が入りませんし、辞めるまでの期間を無駄に過ごすことになってしまいます。
また、職場の人間から「あの人仕事辞めようとしてるんじゃない」と噂が広まると、仕事もしづらくなってしまいます。
「仕事を辞めると決めたら楽になった」は本当?退職を決断する効果とは?
「仕事を辞めると決めたら楽になった」という人も多くいます。「もう今月で仕事の苦痛から解放される」とトンネルの出口が見えてくると、人は心から安心するものです。また、仕事を辞めると決めるだけでなく、「在職中に転職活動をする」だけでも、実は心身ともに楽になります。
仕事から帰って就寝前にパソコンを立ち上げて、30分でも求人欄を見てみてください。「今の会社より待遇がいい求人がこんなにあるんだ」、「こんなに求人があるんなら、いつでも今の職場を退職してもいいな」と考えてリラックスできるものです。
仕事を辞める退職の決断のきっかけはどんなとき?
仕事を辞める退職の決断をしたきっかけは人によってさまざまですが、以下はきっかけの定番を紹介します。
- ・昇給しなかった/賞与が想像以下だった
昇給や賞与は会社で決められた月にあるので、「7月に昇給しなかったら辞めよう」、「ボーナスが一か月以上貰えなかったら退職しよう」と退職のきっかけとなります。 - ・理不尽な理由で上司に怒られた
「自分のミスじゃないのに怒られた」、「上司から理由もなしに詰められた」といった上司との関係が悪化した瞬間も退職を決断するきっかけとしては十分な様子です。 - ・有給休暇を消化させてくれなかった
「上司に有給申請したら通らなかった」、「有給を希望したら、『営業目標達成していないのに何で使えるの?』と言われた」など待遇面で理不尽な対応をされたときも、仕事を辞める決断となるきっかけとなります。
自分で仕事を辞めると会社に言い出せない人は「退職代行」へ相談を
自分の性格や何かしらの事情で、仕事を辞めると会社に言い出せないシチュエーションにある人もいるでしょう。そのようなときは、「退職代行」に相談してみてはいかがでしょうか。退職代行といえば上司がパワハラをするなど、ブラック企業で働く人が利用するイメージがありますが、実際は上記のように辞めたくても辞められない状況にある人であれば、誰もが利用可能です。
退職代行を使って辞めたいときにいつでも退職
退職代行を使って今の仕事を辞めたい場合、まずは退職代行サービスを提供している弁護士もしくは民間業者に相談します。担当者と打ち合わせをして指定の日に業者が会社に連絡し、退職に関わるすべての手続きを代行してくれます。
自分(依頼者)は何もする必要がないので、退職日までの期間中は有給休暇を取得して転職活動に専念することができます。
弁護士法人「みやび」は東京に本社を置き退職代行サービスを提供している法律事務所です。
「無料LINE相談」、「即日対応可」、「転職サポート」、「残業代・退職金・慰謝料各種請求」に対応。退職代行の利用は基本料金5万5000円(税込み)と一般企業並みの安さも特徴。
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