入社1ヵ月で会社を辞めたい人が知るべき知識と手段

入社してまだ1ヵ月だけど、イメージしていた職場と大きくギャップがあり、「明日にでも辞めたい」と感じるようになった場合はどうすればいいのでしょうか。

恥ずかしく辞めたいけれど、会社に言えないという人は必見。辞めるための知識と流れをご紹介します。

入社1ヵ月で会社を辞めたい場合ってどんなとき？

入社1ヵ月で会社を辞めたいと感じるケースは実はよくあります。では、具体的にどんな時に会社を辞めたいと思うのでしょうか。

面接や募集要項で言っていたことと実際が大きく異なる

入社1ヵ月で会社を辞めたい理由で最もよくあるケースがこちら。面接では企画職としての採用だったのに、実際入社したら営業職に配置された、といったことはよくあります。残業はないと言われていたのに、実際は毎日夜遅くまで残業したりと……。

ちなみに面接で伝えられたことと異なる場合は問題ですが、募集要項に記載されていることと入社後が異なることはよくありますし、法的に違法ではありません。募集要項はあくまでも一般に想定されている条件となるため、一人一人に合わせたものではないからです。

職場の雰囲気が肌に合わない

仕事が難しいかどうかといったものは入社1ヵ月ではなかなか判断できませんが、職場の雰囲気や先輩上司と合うか合わないかは、入社してすぐに理解できるものですね。静かで黙々と作業をしたい人が、怒号が飛び交うがちがちの体育会系の職場に入社してしまったら、勤務開始1日目で心が折れてしまうものです。

入社1ヵ月で辞めたいけど、会社に言えない

しかし、入社1ヵ月で辞めたいけれど、そんなこと会社にはなかなかいうことはできません。恥ずかしいですし、先輩や上司も困ってしまいますし、場合によっては怒られるかもしれません。「規則では退職届を出して3か月後だから」と最低3か月働かされることを考えたら、毎日憂鬱ですし、会社側からしても、すでに辞めたいという従業員に対して社員教育はできません。

入社1ヵ月で辞めたい人が知るべき知識

入社1ヵ月で辞めたい人は、まずは会社側から反発されることを想定しておくと同時に、知るべき法的な知識があります。問題が生じて辞められない場合は、法律を翳して無理やり退職をすることも必要となります。

1．法律上は退職を会社に告げて2週間後に辞めることができる

民法では会社に退職を告げてから2週間後に雇用契約を終了できるとあります。これは憲法「職業選択の自由」に連なるもので、非常に大切な法律となります。そのため、会社側は仕事を辞めたいと言う従業員に対して、引き止めることはできません。

2．会社の就業規則は無視できる

会社の就業規則に例え「退職日の三か月前に退職届を出すとあっても、これはあくまでも社内のルールであり、法律には及びません。法律上は上述したように2週間前の告知で退職できるので、会社の就業規則は無視できます。

労働条件が違う場合は、即日退職ができる

例えば下記のような労働条件の相違を入社1ヵ月で把握した場合はどうすればいいのでしょうか。

1. 勤務時間が違う
2. 基本給や給与の計算方法が違う
3. 勤務地が違う

入社後にこのような労働条件の違いが分かった場合は、会社側は労働基準法 第15条の「労働条件の明示」に当たり、重大な法律違反の疑いがあります。上記のケースでは、会社側に違反があるため、2週間待たずして即日に退職をすることができます。

会社側が法律の知識がないことも。退職代行に依頼するのが確実

しかし、場合によっては会社側が上記の法律の知識を持っていないことも考えられます。その場合は、いくら法律を翳しても糠に釘で、何を言っても辞めさせてくれないことが考えられます。

そんな時は「退職代行サービス」を利用してみてはいかがでしょうか。

退職代行サービスに依頼すれば、入社1ヵ月で辞めることができる！

退職代行サービスに依頼すれば、業者の担当者が会社に連絡してくれて、入社1ヵ月で辞めることができます。自分のすることは何もなく、入社1ヵ月であれば引継ぎなどもありませんので、会社から支給された備品を返却するだけです。